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スタディーコーナーどうする?②

昨日から、スタディコーナーについて
お話ししています。

そもそも。
子供って自分の部屋で勉強する。
そんなイメージを持っている方が多いかも。

ただ。賃貸物件に仮で暮らしていて
子供部屋がない場合であれば、
小学校の低学年くらいまでは、
ダイニングテーブルで勉強するってことも
よく見かける光景だと思います。

その発想を起点にすれば。。
ダイニング周りに、ダイニングテーブルとは別で
勉強目的のコーナーを設けるのも自然な流れですね。

対面キッチンと相まって、キッチンにいながら、
お母様が子供の勉強を見れるのでいい。
そんなイメージが広がります。

なので。
スタディコーナーはあった方がいい。
そう思いますよね。

でもこれ。
万人にとって、便利なスペースとも
言い切れない側面があります。

よく考えてみてください。
今の仮住まいで、子供の勉強スペースが確保しにくい。
そういう状況を前提とすると納得ですが。。

新築する場合は、おそらく子供部屋を
子供の人数分確保することになりますよね。

せっかく自分たちの部屋があるのに、
勉強はダイニング脇のスタディーコーナーで。

もし、そうであれば、ランドセルって
どうしましょう。

そこで勉強するのであれば、ランドセルとか、
教科書とかって、子供部屋でなくて、
スタディコーナー周りにないと不便ですよね。

実は。。
以前に家づくりをされたお客様の家へ
おじゃまする機会があったんです。

その家には、三人が並んで使える
スタディコーナーが、ダイニング脇にありました。

最初のうちは、そこで宿題をやっていたそうですが、
段々とモノが溢れてくるようになってきて。。
ランドセルが無造作に置かれるようになってきて。。

勉強道具だけスタディコーナーに持ってくる。
そんなルールにしてみたものの。。
やはりランドセルとか参考書とか教科書を
持ち運ぶのが面倒みたいで、うまくいかず。。

奥様が我慢できなくなってしまって、
自分たちの部屋で勉強するようにしたとのこと。

その結果、スタディコーナーは物置に変身しました。

だって。
ダイニングの一角という、ある意味一等地なわけで、
カウンターになってるから、モノを置いておくには、
すごくいい場所ですよね。

オープンな物置としては機能して便利ですが
当初のスタディーとしては機能していません。

これ。一人分の幅であれば、有効だったのですが、
何せ、三人分の幅があるので、カウンター下とか、
カウンター上とかまで有効に使えていない。。

その辺が勿体ない感じします。
そんなふうにおっしゃっていました。

もし本格的にスタディコーナーとするのであれば、
本棚とかランドセル置場なんかも併設すると、
有効に使えるのかもしれませんね。

長くなってしまったので、明日に続きます。

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