シャイな娘が積極的に!? 「早期英語教育」で娘が手に入れたもの②「マルチリンガル脳」
前回の記事では、「早期英語教育」で手に入れた「英語耳」について、紹介させて頂きました。
今回は、「マルチリンガル(バイリンガル)脳」について書いてみたいと思います。
なお、この記事では「マルチリンガル(バイリンガル)脳」=「言語を理解する脳内回路を複数持ち合わせていること、そしてそれを自由に切り替えられる事」としています。
英語を話すときはポジティブに!?
とにかくシャイで、知らない人と話すのが苦手だった娘。
そんな娘が、英会話スクールに通いだしてから一番「変わったな~」と思うのは、ズバリ「性格」です!
英語らしい「You can do it!」の精神というか…とにかく、ポジティブになりました!
音も日本語より明るく、ジェスチャーも大仰で、なんなら声も大きい(笑)。そんなネイティブスピーカーの先生たちと接するうちに、自然と娘も明るく前向きになっていきました(感謝)。
これは特に「英語を話すとき」に顕著で、英語では、あまりネガティブなことは話さないんですよね…。
語彙が追いついていないのもあるかと思いますが、たいていネガティブな発言をするときは日本語です(苦笑)。
話す言語が変わると、性格やちょっとした仕草まで、まるでスイッチが切りかわるように変化する。
親以外はなかなか気づかないような微妙な変化もありましたが、「もしかして「マルチリンガル(バイリンガル)脳」ができたかも?」と思うきっかけになりました。
話す言語によって脳内スイッチを切り替える
娘に「マルチリンガル(バイリンガル)脳」ができたことを確信したのは、実は、「方言」がきっかけです。
私は地方出身なので、実家の面々と話すときは「方言丸出し」です(苦笑)。
私の使う「方言」が、「標準語」とかけ離れていたこともあったからか、「方言」=「(自分の知っている)日本語とは別の言語」と娘の中で認識され、実家の面々と話すときは「方言」にスイッチするようになったのです。
対話の相手により、スムーズに、話す言語(方言含む)を切り替える娘を見て、娘の脳内に複数の言語回路ができている、と確信しました。
「マルチリンガル(バイリンガル)脳」のメリット
「マルチリンガル(バイリンガル)脳」の持ち主は、「脳内の言語回路を別の言語回路にスイッチする」ことで「異なる言語」を話します。
日本語以外の言語が堪能な方や、長期海外に滞在したことがある方はわかると思うのですが、異なる言語を話すときに、「外国語」を「外国語」として聞いていない/話していない自分に気づくことがあるかと思います。
もちろん、「外国語」に限らず、上で例に挙げた通り、「方言」も同様です。地方出身者は地元に帰ったとき、地元のお友達と話すとき、自然と「方言」を話しているかと思いますが、それは「その言語(方言)回路」に脳内のスイッチを切り変えているからなのです。
「スイッチで言語回路を切り替えて話す」ということは、わざわざ「chair」を「いす」と、「Hello」を「こんにちは」と、脳内で訳すことなく理解し、発話している、ということです。
「脳内で一度翻訳してから話す」という行為は、癖になるとなかなか抜けにくいので、「英語耳」同様「「マルチリンガル(バイリンガル)脳」も幼児期にぜひ身につけておいてもらいたい、と思っていた能力でした。
今後の課題
「早期英語教育」を行う上で、ひとつの目標としていた「マルチリンガル(バイリンガル)脳」を手に入れることができたとはいえ、疲れているときや、まわりに「邪魔」が多いとき(英語の回路に切り替えたいのに、日本語がたくさん聞こえる時など)は、スイッチの切り替えに苦労しています。
まだ5歳なので当然ではありますが、今後は成長に伴い、スイッチの切り替えをよりスムーズにしていくことが、課題の1つになりそうです。
次回は「「マルチリンガル(バイリンガル)脳」を手に入れる/キープするのに効果的な学習法」をご紹介したいと思います。
また、これまで「早期英語教育」を行なった結果、を紹介してきましたが、今後は、「どのようにして「早期英語教育」を行なってきたか」についても書いていきたいと思います。
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