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ローマのバス・ヴァイオリン III 〜 コレッリ
はじめに
今回は前回の話に続いて、
「コレッリ研究 STUDI CORELLIANI IV」(1994)
S.ラ・ヴィア Stefano La Via
「コレッリの時代におけるローマのヴィオローネとチェロ 用語法、楽器学的モデル、演奏技法」
« VIOLONE» E « VIOLONCELLO» A ROMA AL TEMPO DI CORELLI
TERMINOLOGIA, MODELLI
ローマのバス・ヴァイオリン II 〜 コレッリ
はじめに
既報の通り、17世紀前半のローマを代表する作曲家/チェリスト「コスタンツィ/チェロ・ソナタ集」がコジマ録音より絶賛発売中です!
朝日新聞のfor your Collection クラシック音楽でも推薦盤!
リリースに関するnoteはこちらです。
https://note.com/takashikaketa/n/na8e5db6d5bec
CD「コスタンツィ/チェロ・ソナタ集」発売!
ローマのバス・ヴァイオリン I 〜ボノンチーニ
はじめに
2024年9月7日、17世紀前半のローマを代表する作曲家/チェリスト「コスタンツィ/チェロ・ソナタ集」がコジマ録音より発売されました!👏👏👏👏👏👏
リリースに関するnoteはこちらです。
https://note.com/takashikaketa/n/na8e5db6d5bec
CD「コスタンツィ/チェロ・ソナタ集」発売!
ぜひ多くの方に聴いていただければと思います
CD「コスタンツィ/チェロ・ソナタ集」発売!
2012年の「ランゼッティ/チェロ・ソナタ集」から12年。
ようやく2枚目のソロCDをリリースすることができました。
「コスタンツィ/チェロ・ソナタ集」チェンバロ共演は前回同様、イタリアの渡邊孝です。
ジョヴァンニ・バッティスタ・コスタンツィ
18世紀ローマのチェリスト、作曲家のG.B.コスタンツィのチェロ・ソナタを7曲、そしてチェンバロ渡邊孝によるガスパリーニのトッカータが収録されています
懸田貴嗣 プロフィール
懸田 貴嗣 KAKETA Takashi チェリスト、cellist プロフィール/Curriculum
福島県二本松市生まれ。上智大学文学部ドイツ文学科卒業。東京芸術大学音楽学部別科チェロ専攻修了後、東京芸術大学院音楽研究科修士課程古楽専攻修了。 文化庁在外派遣研修員としてミラノ市立音楽院古楽科で学ぶ。修士論文テーマは「C.P.E.バッハのチェロ協奏曲」(指導教官:久保田慶一教授)。チェロをガ
「ランゼッティ チェロ・ソナタ集」(2012, ALCD-1131) ブックレットより
ランゼッティのソナタに初めて触れたのは、ガット弦を張ったチェロを弾き始めて、1年ほど経ってからだったろうか。歌謡的な旋律が現れたかと思うと、それはすぐに器楽的なパッセージによって中断を余儀なくされ、フレーズの枠と合致しない奇妙なダイナミクスの指示は解釈者を困らせる。一応は数曲のソナタを勉強してみたものの、これはとてもじゃないがコンサートで演奏できる代物ではないと内心では思っていた。その思いが完全
もっとみる”Buonviaggio!” アントレ誌掲載エッセイ(2011)
ここ2週間ほど、イタリアのアンサンブル「ラ・ヴェネシアーナ」のメンバーとして、トスカーナのカスティリオンチェッロ・デル・トリノーロという、とても小さな、だが楽園のような美しい風景が見渡せる山上の村、とシエナでのコンサート、その後一週間はモンテヴェルディのオペラ「ウリッセの帰還」のレコーディングのためにずっとイタリアを旅していた。
カスティリオンチェッロとシエナのコンサートの間に一日だけあった休