見出し画像

❨927❩1974.3.13.水.晴/兄さんから金が届いた!/バンコク:タイ

やっと、日本へ頼んだ金が届いた。
さっそく、東京までのチケットを買う。 3250バール (160ドル) 。
ここでも、金の有難さを身にしみて思う。

今朝は、起きがけに駅へ行って、電話をEmbassyな方へした。
ガックリ!まだ来ていなかった。

午後、歩いてBank of Tokyoの方へ行ってみた。来ていた。
女の子が白い紙を持って来た時、嬉しかった。
金額を見ると、350USドル。驚いた。
そんなに驚くと兄さんに悪いが、250位を予想していたのだ。
しかし文なしの俺に、多いに越した事はないー残せるからナー。

大阪行きにしたかったが、やむを得ない。
日は、SUNDAY。

残りの金は、帰ってからの本代と生活費に回し、兄さんの方にはしばらく借りにしとく。

それにしても、合計650ドルとなった。チョット辛い借金じゃネェか。
今日はそんな事で、メデタシメデタシ。
夕陽もやけに美れいだった。

1時間の補強。疲れる。部屋で余分に汗を出す。
体全体に、ヤヤ締まって来たかの様だ。
ジーパンのウエストがゆるくなった。

あと、3日間有余ができた。
明日から、午前と午後の2回ずつ始める。


<「北斗の人」を読んで> 司馬遼太郎
なんと司馬遼の本と縁がある事か。この本も面白かった。
千葉周作が、どの様に強い剣客であったかを知る事が出来た。今までは、映画の主役の様に、ただカッコ良く強いという、それだけのイメージしなかった。
どの様な審眼を備え、どの様に修練を重ね、名が出たのが、それが分った。
この本でもまた一人、俺の中に偉大な人間が像となって現われた。

北斗の人より

この記事が参加している募集

読書感想文

一度は行きたいあの場所

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?