たからん

中学生の娘と小学生の息子を持つアラフォーパパ。 夫婦共働きで親として子どもの世界に関わ…

たからん

中学生の娘と小学生の息子を持つアラフォーパパ。 夫婦共働きで親として子どもの世界に関わる中で、とても尊い体験をしてきました。 一方で、社会にとって、子どもを育て、人を育てることへの意識と社会的価値づけがあまりに低い現状を目の当たりにし、そこから感じた今必要と思うことを記します。

マガジン

  • 一億総子育て計画 ~子供育成から始まる日本経済復興プラン~

    子育ての社会的価値を見直そう! 国民全員が子育てに重きを置くことで、新しい日本の経済繁栄モデルが確立されるはず。この仮説のもと、子育てを軸に多くの社会課題が繋がることを意識し、子育ての現状、ネットとデジタル化、少子高齢化、ジェンダーギャップとジェネレーションギャップの問題を考察していきます。

  • アラフォーパパがぜひ伝えたい 保育と教育現場のホント

    アラフォーパパ、たからんが、 子どもの保育園時代にお世話になった保育士さんや、 現在通っている小学校の学校の先生から感じられる、 子供に対する思いや大変なお仕事の様子を、保護者視点で綴ります。 また、SNSや知人のつながりから知ることができた、 保育・教育現場の実態についても紹介していきます。

  • 『俺』ってなんだろう

    筆者が自分の価値観、思考、ルーツを知るために、記憶をたどって自らの経験を棚卸した記事をまとめる、記憶の整理箱。 思い出話をしながら、自分を客観視することで、 「俺」ってなんなのか、何がしたいのかを、探求していきたい。

  • アラフォーパパの振り返り子育て

    アラフォーパパ、たからんが、過去の子育てを振り返り、 知っておきたかった、伝えたかったあんなことやこんなことを書いていきます。 子育てに正解はない。でも何が起こるかわからない。 ちょっとでも共感して、違いをしって、アイデアを試して、 自分なりの子育てに役立ててもらえたら嬉しいです。

記事一覧

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【一億総子育て計画】人生100年、生きててよかったと思える日本へ

子育てを考えることが、協創の社会を生み出すと信じて人生100年時代、100歳までの自分の人生って、どんな風に思い描けますか? 変わらない社会、希望のない未来、自信のな…

たからん
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難しいことだけど、教育を多様な人達で支えていく体制を作りたい

地域と学校が協力して、教育の場を考える。 コミュニティ・スクール、というものを最近勉強しています。 今日もそのオンラインセミナーに参加してきました。 https://2023

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1年前
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【多様性】子供の頃の入院が私に「普通」がないことを教えてくれた

私は「普通」って言葉を毛嫌いしている。 使うことを強く否定まではしないが、どうも「普通」という言葉を使われると違和感が拭えないから、やはり毛嫌いって感じ。自分で…

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【親#06】夏におすすめアウトドアアクティビティ

夏真っ盛り、新型コロナが落ち着いてきたと思ったら、また第7波がやってきて、なかなか出かけることもままならないこの頃ではありますが、また波が引き出かけるチャンスも…

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俺ってなんだろう

自分のものの考え方、価値観、好み。 自分の中の当たり前。 俺っていう人間が自然と考えている思考ってものがある。 ある時期まで、それは一つの常識であって、 全く同じ…

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保育者じゃない私が保育コミュニティに参加するシンプルな理由

ただの父親が保育コミュニティに出会う私は保育関係者ではありません。 保育との関わりと言えば、3年前まで子ども達を毎朝保育園に送っていった父親であるというだけで、仕…

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2年前
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コロナ後2年での卒業を迎える皆さんへ

2022年3月10日 あちこちで、卒業の声が聞こえ始めてきた。 中高大学はこの時期の卒業式が多いだろうか。 うちの子は小学6年、卒業式自体はあと2週間ほど先だが 皆、人生…

たからん
2年前
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#国際女性デー 性別という一属性で、人を区別してもつまらないじゃないか

私はかねてから、ジェンダー問題や、男女格差については敏感である。敏感というか、男が、女がという意識の持ち方自体に違和感が拭えない。 私が男性という立場でありなが…

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7

夫婦でやってきた子育てからは、妻のワンオペは見えていなかったことに気づく

無意識に下にあるワンオペの孤独感 妹のとこの姪っこが誕生日で、 「お祝い言いにいくね、コロナだし玄関先で」 とLINEしたところ 「せっかくだから少しでも上がってって…

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【親#05】 叱りつけて委縮してしまった子供。 親の態度で自信と信頼は取り戻せる!

子供を大切に思っていても、つい声を荒げて怒ったり叱りつけてしまう事はありますよね。 親も人間、仕方がない部分はあると思いますが、気を付けないと子供は親の顔色ばか…

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【親#04】命の尊さを知った優しい息子

小3の息子は、家の水槽で飼っているザリガニが大好きで、 息子が小1の時に自分で捕まえ、毎日餌をやり、水槽の掃除や水替えもすべて自分一人でやって、 朝と夕と、「おは…

たからん
2年前
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『国際女性ビジネス会議』      多様性が生み出すイノベーションを感じ自分をアップデートする絶好のチャンス

ついに、今年もこの時期がやってきた。 第26回 国際女性ビジネス会議 21年7月29日、まだプレオープンで全く詳細情報の載っていないこの会議に、さっそく参加申込をした…

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2年前
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【親#03】子供心を揺さぶる”本物”のプレゼント

本記事は、パパ育コミュ@ブログ部における「ブログ駅伝」の活動として、 第3回ブログ駅伝のテーマ 「子供に喜ばれたプレゼント!!”残念な”プレゼントも!?」 に沿って…

たからん
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【親#02】春のお外は体験の宝庫!

こんにちは、アラフォーパパのたからんです。 桜も咲いて、だいぶ暖かい日が続いてきました。今日は、春ならではのお外での発見、体験遊びを紹介します。 本記事は、パパ…

たからん
3年前
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【保#01】卒園時の手紙

SNSを始めて、初めての年度末。 卒園式のシーズンになりました。 この時期になると、2年前に下の子が卒園したときの、声に出さずにはいられない保育士さんへの感謝の気持…

たからん
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【社#00】一億総子育て社会に描く未来

こんにちは、アラフォーパパの、たからんです。 【社#】ナンバーを振った記事では、40男の視点から見える日本社会の歪みをなんとか立て直したいとの気持ちを綴っていきた…

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3年前
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固定された記事

【一億総子育て計画】人生100年、生きててよかったと思える日本へ

子育てを考えることが、協創の社会を生み出すと信じて人生100年時代、100歳までの自分の人生って、どんな風に思い描けますか? 変わらない社会、希望のない未来、自信のない自分。 そんな状態で人生100年も生きていられない。 そう思ったのがきっかけだった気がします。 四十路を超えて思い出すこの数十年、どこか社会の居心地の悪さを感じていました。 波風立てず皆と同じように振る舞い、周りを気にして本音も言えない。人との違いに不安になる一方で、人に真似されると不満に思う。何に秀でている

難しいことだけど、教育を多様な人達で支えていく体制を作りたい

地域と学校が協力して、教育の場を考える。 コミュニティ・スクール、というものを最近勉強しています。 今日もそのオンラインセミナーに参加してきました。 https://20230408-cs.peatix.com/ コミュニティ・スクールとは、何かそういう学校があるわけじゃなく、学校の先生、教育委員会、と共に、地域の人、保護者、場合によっては子供も含め、子どもが学ぶ場作りや、学校と地域の協力などを多角的に考える形を言います。 (この説明で合ってるのかもまだわからないくらいの

【多様性】子供の頃の入院が私に「普通」がないことを教えてくれた

私は「普通」って言葉を毛嫌いしている。 使うことを強く否定まではしないが、どうも「普通」という言葉を使われると違和感が拭えないから、やはり毛嫌いって感じ。自分ではあまり使わないようにしている。(いやまあ、そうは言っても普通に使うこともあるんだけど) 「普通は・・・でしょ」と、あたかもこの世の摂理のような、一般論みたいに使う人が多いが、すごくおかしいと思っている。 誰かひとりにとっての「普通」をそれぞれが持っているのであって、誰にも当てはまる「普通」なんて存在しない、という感

【親#06】夏におすすめアウトドアアクティビティ

夏真っ盛り、新型コロナが落ち着いてきたと思ったら、また第7波がやってきて、なかなか出かけることもままならないこの頃ではありますが、また波が引き出かけるチャンスもきっとやってきます。 今回は、先日新型コロナ以前や落ち着いていた時期の夏に出かけた、小学生低学年から中学生くらいまで楽しめる、夏にお勧めのアウトドアアクティビティ体験の様子を紹介します。 暑い夏こそ、熱い体験を!暑くてばててしまいそうな夏ですが、カッと晴れた青空の下で明るい気分で感じる体験は、何歳であっても一生の思

俺ってなんだろう

自分のものの考え方、価値観、好み。 自分の中の当たり前。 俺っていう人間が自然と考えている思考ってものがある。 ある時期まで、それは一つの常識であって、 全く同じと言わないまでも、ほとんどの人が当然同じように考えていることだと思っていた。 でも、本当に自分の中では自然に頭に浮かぶことが、他の人には発想もしない、そんな風には思わないということがあるようだと、いつの頃からか気づくようになった。 自分の当たり前が当たり前じゃない。 え?じゃあこの俺の当たり前はどこからきている

保育者じゃない私が保育コミュニティに参加するシンプルな理由

ただの父親が保育コミュニティに出会う私は保育関係者ではありません。 保育との関わりと言えば、3年前まで子ども達を毎朝保育園に送っていった父親であるというだけで、仕事上も保育に関わる事もないIT系会社員です。 そんな私が保育に携わる人たちと深く関わりを持つきっかけになったのは、 子供たちが保育園に通っていた9年間を経て感じた強い想いがあるからです。 一言で言えば、 「人と人とが関わるということはこういうことなのだと気づかせてくれた」のが保育士さんだったから。 その思いについ

コロナ後2年での卒業を迎える皆さんへ

2022年3月10日 あちこちで、卒業の声が聞こえ始めてきた。 中高大学はこの時期の卒業式が多いだろうか。 うちの子は小学6年、卒業式自体はあと2週間ほど先だが 皆、人生における一つの区切りを迎えるという事だと思う。 人生を振り返る、一つの特別な瞬間に至った、「卒業」を迎えた皆さんに、 まずは「本当におめでとう!」を贈りたい。 そして、自分の子も含め、今年卒業を迎える人たち、 それは、日本で新型コロナウィルスの脅威が目立ち始めてから丸2年経ったタイミングで卒業を迎えた皆

#国際女性デー 性別という一属性で、人を区別してもつまらないじゃないか

私はかねてから、ジェンダー問題や、男女格差については敏感である。敏感というか、男が、女がという意識の持ち方自体に違和感が拭えない。 私が男性という立場でありながら、SNS等でも特に女性の問題に対して発信することが多いのは、女性の権利を主張したいとか、女性のために立ち上がろうとか、(もちろんそういう意識もあるが)言いたいのはそういう表面的なことではない。 人を、男と女という一面性だけで語るようなつまらない感覚はもうやめようと言いたいのだ。 もちろん、性の違いというのははっ

夫婦でやってきた子育てからは、妻のワンオペは見えていなかったことに気づく

無意識に下にあるワンオペの孤独感 妹のとこの姪っこが誕生日で、 「お祝い言いにいくね、コロナだし玄関先で」 とLINEしたところ 「せっかくだから少しでも上がってって       」 って返信がきた。 なんか、後半に無意味なスペースが入っていたりして、忙しい中整える暇もなく送った感じ。 甥も赤ん坊だし誕生日の準備もあるし大変だろうと思いながらも、無下に断るのも変だしお邪魔することにしたのだが、 じゃあ、15時頃にみんなでお邪魔するね、と返しても、既読もつかない。 やっぱ

【親#05】 叱りつけて委縮してしまった子供。 親の態度で自信と信頼は取り戻せる!

子供を大切に思っていても、つい声を荒げて怒ったり叱りつけてしまう事はありますよね。 親も人間、仕方がない部分はあると思いますが、気を付けないと子供は親の顔色ばかりうかがうような癖がつきかねません。 今回は、子供が私の態度を気にして自分の行動を決めている様子に気づき、「これはまずい」と思った失敗談から、心がけてきたことをお伝えしたいと思います。 親の態度が子どもの行動に影響するつい声を荒げてしまった幼児期 私には娘と息子がいますが、特に息子に対しては小さい頃から、声を荒げ

【親#04】命の尊さを知った優しい息子

小3の息子は、家の水槽で飼っているザリガニが大好きで、 息子が小1の時に自分で捕まえ、毎日餌をやり、水槽の掃除や水替えもすべて自分一人でやって、 朝と夕と、「おはよう、ザリ」「ただいま、ザリ」と声をかけていた。 外からのぞき込むと、他の家族では無視するか、たまに反応するくらいだったが、息子が近づくといつも大きくはさみをあげて、挨拶しているように見えた。餌をくれる人だとわかっていたのだろうか。 その息子が2年半大事に世話してきたザリガニが、今日死んでしまった。 学校から帰

『国際女性ビジネス会議』      多様性が生み出すイノベーションを感じ自分をアップデートする絶好のチャンス

ついに、今年もこの時期がやってきた。 第26回 国際女性ビジネス会議 21年7月29日、まだプレオープンで全く詳細情報の載っていないこの会議に、さっそく参加申込をした。 そして今回は、自分の参加費だけではなく、高額で参加が難しい学生達を支援するプログラム、マッチングスポンサーに志願した。 決して気軽に払えるほど安い参加費ではない。しかし、既にこのビジネス会議で多くの刺激と成長を得られる確信があり、即決できる理由がある。 学生のために支援することも、1年前から決めていた。

【親#03】子供心を揺さぶる”本物”のプレゼント

本記事は、パパ育コミュ@ブログ部における「ブログ駅伝」の活動として、 第3回ブログ駅伝のテーマ 「子供に喜ばれたプレゼント!!”残念な”プレゼントも!?」 に沿って、執走者それぞれが記事を書いてタスキをつないでいきます。 Bチームの走者は以下のみなさんです。 第1区 たからん 「子供の魂を揺さぶるプレゼント」 ←本記事 第2区 オトダンさん 「実際に我が子に贈った子どもの想像力を発揮させるプレゼント」 第3区 育休先生さん 「わが家の買って良かったプレゼント♪何が良かった

【親#02】春のお外は体験の宝庫!

こんにちは、アラフォーパパのたからんです。 桜も咲いて、だいぶ暖かい日が続いてきました。今日は、春ならではのお外での発見、体験遊びを紹介します。 本記事は、パパ育コミュ@ブログ部における「ブログ駅伝」の活動として、 第2回ブログ駅伝のテーマ 「春にぴったり、お外遊びの工夫」 に沿って、執走者それぞれが記事を書いてタスキをつないでいきます。 Aチームの走者は以下のみなさんです。 第1区 りょう育ママさん 「おそと遊びとお約束」 第2区 イクジマンさん 「私のおすすめ公園

【保#01】卒園時の手紙

SNSを始めて、初めての年度末。 卒園式のシーズンになりました。 この時期になると、2年前に下の子が卒園したときの、声に出さずにはいられない保育士さんへの感謝の気持ちを思い出します。 その気持ちは、自分のお世話になった園だけでなく、全国の保育者さんへの気持ちだと思っています。 子育てについて考えていくうちに、 SNS上でも多くの保育者の方と知り合うことができましたが、 子どもを育てることに素晴らしい信念をもってあたってくださる保育者さんに沢山出会えたと同時に、 悩みを多く

【社#00】一億総子育て社会に描く未来

こんにちは、アラフォーパパの、たからんです。 【社#】ナンバーを振った記事では、40男の視点から見える日本社会の歪みをなんとか立て直したいとの気持ちを綴っていきたいと思っています。特に、子育てをとりまく現在の社会のありようを見つめなおし、子育てを国民全員で本気で考えることが日本社会を正常な繁栄軌道に乗せるきっかけになるという仮説を立て、私の頭の中でまだまとまっていない、しかし感覚的な確信のある理論を整理していきたいと思います。 何故、『アラフォー』をつけて名乗るのか特に何