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俺ってなんだろう

自分のものの考え方、価値観、好み。
自分の中の当たり前。

俺っていう人間が自然と考えている思考ってものがある。
ある時期まで、それは一つの常識であって、
全く同じと言わないまでも、ほとんどの人が当然同じように考えていることだと思っていた。

でも、本当に自分の中では自然に頭に浮かぶことが、他の人には発想もしない、そんな風には思わないということがあるようだと、いつの頃からか気づくようになった。

自分の当たり前が当たり前じゃない。
え?じゃあこの俺の当たり前はどこからきているのか。
世間一般に教えられてきたことなんじゃないの?
そんなつもりでいたんだけど。

もしかして、俺は、超特殊な人間なのか、
普通じゃないのか
一体自分は何でできているのか。

俺ってなんなんだろう?

そういうことを考えるようになって
自分のルーツを知ろうとすると
自然と記憶をたどる自分がいる。

今までの人生の中で、何十年経っても必ず思い出すシーンというのがいくつかある。
大きな出来事だったり、些細なできごとだったり。
いい事でも悪い事でも、すごく印象に残って忘れないものがある。

たぶん、俺という人間の思考はそこからできているんじゃないか。
自分が経験した以上のことは、発想することはできない。
だから自分の記憶の中に、もしかしたら忘れている記憶も含めて、今の自分を作っているものがあるはずだと、考えるようになった。

ちょっと、それを追ってみようと思う。
自分は何をしてきた何者なのか。
人と何が違って何が同じなのか。

俺の記憶にある人生を歩まなかった他の全ての人は、
俺の当たり前とは違う、どんな当たり前をもっているのだろうか。
その人の人生と記憶はどのようなものなのだろうか。

自分を知ることで、人を知りたいと思い、
人を知ることで、自分が見えてくる。

自分を振り返ると共に、人にも自分をわかってもらうには
記憶を書き出す必要があるんじゃないかと思っている。

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