世間に漂う震災後と似た空気
私は2011年の6月に収監された。帰ってきたのは2013年の3月末。2011年は、3.11の年だ。
私は直後に最高裁の上告棄却を伝えられ身辺整理のために2ヶ月ほど慌ただしい日々を送ることになり、震災や原発事故後の社会のムードをあまりわからないまま、刑務所での日々を過ごすことになった。
出所後、友人達から「震災後の沈滞ムードや世の中の分断なんかもあったし商売的にも厳しいところがあったから、ちょうど良い時期に刑務所入ったね」なんて言われて、複雑な気持ちだったのを現状と重ね合わせている。
つまり、自粛派と反自粛派の分断と、自粛することによる世の中の沈滞ムードと経済的な打撃を食らって、ああ震災後はこんな感じだったのだろうなぁと感じてしまった。
でも、あの時は雰囲気の悪い日本を脱出するなりの逃げの手段があったのでまだマシだったろう。
非科学的に放射能を恐れていた人たちはいたが、外出自粛したりなんてのも別に法的な規制があるわけでもないので自粛派の錦の御旗はなかったように思う。だか、今回はそうではなく「お墨付き」を貰っているので自粛派は堂々とそれを主張しているように見える。
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