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事業の現場を肌で感じるneoHIU
『ガトーフェスタハラダ』というラスクで有名なお菓子屋さんがある。
今回はneoHIUの工場見学ツアーで訪問した。
▼HIU & neoHIU
全国展開していて、その32店舗全店が直営で正社員ベースだ。もともとは創業100年以上の和菓子さんだったが、洋菓子店に転換。きっかけはパンを始めて、その売れ残りのパンをラスクにすることをはじめたことから。バブル崩壊の頃、店舗での生菓子販売も低迷し経営危機になる。
そこで2000年くらいから経営資源をラスクに集中する大決断をする。ラスク用に作ったクープすら入れない中がふわふわの気泡が小さいパンをスライスし、乳脂肪分だけを遠心分離機にかけて抽出する。残ったタンパク質液は飼料にリサイクルしている。それを個包装することによりブランド化に成功する。
梱包資材の高級化が功を奏し、売上が増えてきた。まず関東でバズった後に関西に進出すると更に売上が数倍に増えた。年間約180億円くらいの売り上げの9割をラスク関連商品が占めているという。本社工場は見学ラインも設けており、ショップには大行列が展開され、観光名所となっている。
生産ラインは自動化されてはいるが、季節限定や地元限定商品は手作業で生産が行われており、このような柔軟な商品構成が可能なのはオーナー企業ならではのフレキシビリティであろう。本来は売れ残ったパンの処理方法でしかなかったラスクを、ここまでのブランドに昇華させたのはスゴイ成功事例である。
HIUは今日から2023年5月期募集。
起業家育成のneoHIUは随時募集中です!
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