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大根の種まき

朝夕が涼しくなってきたので、大根の種まきをした。 大根は肥料が多く必要らしく、種まきの1週間くらい前に牛フン堆肥とバーク堆肥と化成肥料と油かすを入れて耕して土作りをした。種まきの直前にもう一度耕して、深いところに元肥として化成肥料と油かすを結構多めに入れた。 大根の種は発芽率が9割くらいと高いが、一応一穴に5粒蒔いた。乾燥をやわらげるため雑草の枯草を草マルチとして土の上にかぶせた。 発芽は早く2日で芽が出た。「芽が育ちやすいように芽の上の草マルチを外した」(これがいけな

    • 夏野菜から秋冬野菜への切り替え

      暑さのピークを過ぎて朝夕は涼しくさわやかになってきた。 3 x 5 mの畑に今のこっているのは、長ナス(更新剪定済み)、バジル、ミニトマトの脇芽、落花生、さつまいも(安納芋)、ツルありいんげん、丸オクラ、長ネギ、枝豆(遅植え)。 空きスペースは、細切れだけど全部合わせると縦一畝分くらい。そこに、じゃがいもと大根を植えるのは確定。白菜も植えたいが、そこまではまだスペースがない。根づかなさそうなミニトマトの脇芽をとり、バジルを畑の端っこか家のプランターに移植したら、白菜2つ分

      • オクラの葉をクレープのように巻いて巣を作る虫

        畑で育てている丸オクラの葉っぱの一部がクレープのように丸まっている。もとに戻らないように粘りのある糸のようなものでくっつけてある。縫いつけてあるようにも見える。 丸まった葉っぱの中に何かの幼虫がいて、これが巣を作っているようだ。調べると葉巻虫(ワタノメイガ)というらしい。なかなかいいネーミングである。 オクラを作るのは3回目だけど、今回初めて気づいた。収穫するときは実しか見ていなかったからかもしれない。畑3年目で余裕が出てきたのか、視点が変わったのか。 葉っぱを食べるだ

        • 野菜作りの体感難易度

          2018年4月から近所の畑を借りて野菜作りをしている。畑の広さは3m x 5mの15平米。家から歩いて5分くらいで気軽に行けるし、かつ最寄り駅までの通勤路の途中にあるので朝の水やりができる。夏には帰り道にも立ち寄れる。 そんな前提の上でこれまで野菜作りをしてきて感じたそれぞれの野菜の難易度。 育てやすかったなと思う野菜たちインゲン 病気になりにくく特有の虫もいなさそうなイメージ。特定の虫というのは、アブラナ科のモンシロチョウの幼虫、ウリ科のウリハムシ、枝豆のマルカメムシ、ト

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        記事

          カラス被害とカラス対策

          借りている畑でのカラス被害について。 そしてカラス対策について。 一年目2018年7月に一週間くらい大雨が続いたあとの被害。小玉スイカがきれいに食べられていた。 立体栽培でネットをしていたものも、クチバシでつつかれて上手に果汁を吸われた。 ナスもつつかれた。 大玉トマト。 きゅうり とうもろこし。クチバシで上手に食べるものだなと感心。 二年目二年目(2019年)はカラス被害がなかった。スイカはやらなかったし、とうもろこしは早撒き早採りで、他のかた達が被害にあわれ

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          うちの畑にはクモが多い

          歩いて5分ほどのところにある市民農園を借りている。15平米と広くはないが、家庭菜園レベルでは十分に広い。今の時期は、ミニトマト、ナス、キュウリ、トウモロコシ、スイカ、オクラ、甘長とうがらし、サツマイモ(安納芋)、落花生などを植えている。 雑草防止や土の保温性・保湿性を上げるために畝に黒マルチを張ることが多いが、うちの畑でマルチをしているのは全体の半分くらいで、サツマイモとトウモロコシとミニトマトとキュウリなど。 サツマイモは植えつけしてから活着するまで保湿したかったため、た

          うちの畑にはクモが多い

          枕草子

          阪急神戸線特急梅田行の後方車両に乗り梅田で降車ホームに降りるとこんな看板が見える。 最初にこの看板を意識したとき「ああ、これは枕草子の春はあけぼのの景色だ、紫だちたる雲の細くたなびきたるだ」と思い、少し嬉しかった。 枕草子の最初の一節。 春はあけぼのようよう白くなりゆく山際少し明かりて紫だちたる雲の細くたなびきたる 紫だちたる雲の細くたなびきたる、とかフレーズとしてかっこよくていい感じだけど頭に浮かぶのはぼんやりしたイメージ。これまでに頭に浮かんでいたイメージは朝の薄明

          とうもろこし

          とうもろこしの花粉が飛ぶタイミングが梅雨に重なりうまく受粉しなかったのではと心配していた。 その後試しに収穫してみたものは、やはりうまく受粉していなかった。実を握ってみても細くて実がつまってない感じがした、一粒一粒は膨らんでおらず味も甘味がなくおいしくない。ヤングコーンがそのまま大きくなった感じで、大きくなっているので芯は固いから丸ごとポリポリ食べることもできない(下の写真)。 7/1追記: 実は受粉はしていて、まだ実が大きくなっていないだけかもしれない、と考え直す。 今

          とうもろこし

          スイカ

          今、大玉スイカを育てている。 ウェブサイトやらyoutubeやらで調べたこととかを。 最初に親ヅルが伸びてくる。葉っぱが4、5枚の時にツルの先の成長点を摘む。これで親ヅルはこれ以上伸びなくなる。 その後、親ヅルと葉っぱの間から脇芽のように子ヅルが伸びてくる。子ヅルは勢いのいいものを3、4本伸ばしていく。とはいっても、だいたい全部勢いがいいので全部伸ばしてもいいかもしれない。この子ヅルに実をつけさせる。 子ヅルに目印のカラーテープやタグをつけておくと良かったかも。後で子か孫

          とうもろこしの受粉

          とうもろこしが成長すると一番上に雄穂がつき、中段くらいに雌穂がつき、雄穂が開いて花粉が飛ぶ。花粉はしたに落ちて雌穂にくっつき受粉する。 この花粉は風によって飛び散ることがおおく、受粉しやすいようにトウモロコシは2列(かそれ以上)に植えるのが一般的である。 今、ちょうど雄穂が開いて花粉が飛ぶタイミングなのだが、梅雨で雨が多くだいたい雄穂が湿っている。そんな状態で花粉が飛ぶのかという疑問。 しかし、例えば広大なトウモロコシ畑で雄穂が一斉に開いて花粉が飛び散る季節が梅雨にあたる

          とうもろこしの受粉

          安納芋の植えつけ

          昨日手にいれていた安納芋の芋づるを朝早くに植えつけた。芋屋長兵衛の苗。 前作のソラマメの根っこや茎を片付けて畑を耕し、水をたっぷりやってから黒マルチを張った。 マルチに切れ込みをいれて芋づるをほぼ水平植えにした。 しばらく雨が降らないらしいので、活着までに時々水やりをする。葉っぱが繁ってきたらショウリョウバッタも来ると思うし楽しみである。

          安納芋の植えつけ

          ナス

          1年目畑1年目は千両二号と水ナス。千両二号は豊作。水ナスは数が少なかった。狭いところに植えたせいかもしれない。 2年目2年目は千両二号、水ナスに加えて長ナスも。この中で長ナスが一番収穫が多かった。100本以上とれたはず。千両二号も豊作で、水ナスも1年目に比べたら多くとれた。 長ナスは、撤収時に根っこがとなりの畝まで伸びていて、根っこが大きく張ると上も大きく育つことが実感できた。隣の畝まで根っこが伸びていたのは、一つ思い当たるのはゴールデンウィークに1週間くらい水やりしない期

          さつまいも

          1年目は紅はるか。つる取り用のポット苗を植えて、伸びたつるを切って植えつけた。結果は、ほぼツルぼけ。つる取りしたあと残していたポット苗のところに細めのイモができたくらい。そしてほとんど全部がスジばっていた。 2年目は安納イモ。今度は切ってたばになった芋づるを買ってきて植えつけた。結果は、ツルぼけせずに、豊作。甘くておいしかった。 安納イモはツルぼけしにくく紅はるかはツルぼけしやすいのか、ポット苗から取ったツルからはツルぼけしやすいのか。よく分からないが、今年は去年と同じく

          さつまいも

          確かめられない

          じゃがいもを芽出ししてから植えつけるのがよかったのか、そのまま植えてもよかったのか確かめることはできない。スナップえんどうがうまく育たなかったのは、種まき時期が遅かったからなのか、あるいはいわゆる連作障害が原因なのか、たまたまネキリムシにやられたからなのかも確かめられない。 1回しかできないこと・1回しか起こらないことと、100回繰り返し試行できること。それぞれの側の見方で相手方を見るときのズレ。 100回繰り返せることのノリで1回しかできないことについて考える。逆に1回し

          確かめられない

          インゲン

          畑を始めて最初に育てたのがつるなしインゲンで、種を撒いて水やりして1週間くらいで芽が出た。インゲンの芽は子葉と本葉のバランスが絶妙でいかにも植物の芽という形をしている。初めて芽が出たのと、芽や葉のかたちが良かったのとで思い入れのある野菜。 初心者でも育てやすいのがいい。 2年目にはつるありインゲンを育てて、これもよく育った。つるありの方はネットに絡みながら上に伸びていき徐々に花が咲き実をつける。 食べ方は茹でてそのままでもおいしいし天ぷらもいい。食感がよい。 3年目の今

          畑で野菜を育てるとき畝を立てる。 通路の意味もあるが、水はけを良くするのが主な目的。 ならば、多くの水が必要なサトイモやナスに畝は必要ないのでは、むしろ畝と畝の間に植えると良いのでは、いや少し地面より少し低くした方がなお良いのでは、という考え。 検証は難しそう。 違う畝で育てて比較するには1株ずつ育てるだけでは個体差の影響がありそうだし、とはいえ何株もナスを植えるわけにもいかないし、そもそも狭い畑に多くは植えれない。 まずは一回やってみて、という感じか。