【プチ栄養学】手抜きじゃない。一番美味しい食べ方が“シンプル献立”という話。
凝った料理で溢れかえるサイトやSNS。
そういうものを頼りにレシピ検索をしていると、自分もそんな料理を作らないといけないのかな、と疲弊することも。
もともと私は料理が好きでもなく得意でもありませんでした。
なので、できるだけ手をかけずに調理したい。
でも栄養はしっかり摂っておきたい。
そんな価値観です。
良い食材を、できるだけシンプルに。
本来のうま味を味わえたら、日々の献立はそれで十分。
側からすると、一見“手抜き”のように見えるかもしれません。
焼いただけ。和えただけ。煮込んだだけ。
でも実際のところ、食材をなるべく丸ごと、最低限の調理をした状態で食べる方が、人の体にとって必要な栄養素と酵素が摂れることになるんですよね。
食材を調理する過程で、また加工する過程で、少なからず損失が生じるからです。
シンプル献立の良いところを挙げてみると、
✔︎素材そのものの味を楽しめる
(味覚が繊細になる)
✔︎調理が簡単なので毎日続けられる
✔︎食べ物の栄養が丸ごと摂れる
料理に時間がかかると、毎日続けるのは本当に大変。
時に手間ひまかけた料理も良いかもしれませんが、日々自分で栄養を考えて食事を用意するとなると、シンプル献立が一番なのではないかと思います。
ここで、我が家の定番献立を。
肉と野菜の炒め物。青菜のお浸しやソテー。魚のムニエル。大根やじゃがいも、こんにゃく、厚揚げなどの煮物。温野菜。高野豆腐と野菜の味噌汁。
和食献立はこのようなメニューをベースに、食材を変えてローテーションを回しています。
ご飯は雑穀ご飯、場合によって果物やチーズが加わる感じですね。
洋食や中華の献立も同じくシンプルです。
手抜きとは何か。豊かさとは何か。
料理をテーマにすると、よく見かける問いですが、食料を作る、育てる過程において、また私たちがそれを消費し、廃棄する過程において、どこかに負荷がかかると、当たり前のように迎えたい日常に歪みが生じてしまいます。
日々の食卓は、作る人の価値観が大きく表れるもの。
自分のために、家族のために“続けられる”ことが最も尊いこと。
なので、作る人はシンプル献立に自信を持ってほしいなと思うのです。
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noteでは、ブログでは書ききれない想いを短いエッセイで綴っています。
・プチ栄養学
・おうちごはん
・ライフスタイル
の3つの視点から、子育てのことやちょっと役立つ栄養のお話、ママの働き方、将来に想うことなど自由に書いていきます。
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