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メンタル疾患の人へ

私は、うつ病、適応障害で何度も休職を繰り返し、結局約30年勤めた大手自動車部品メーカーを退職しました。その経験から休職中に「やめた方がいい事」について、私の考えを3つ記述します。

1. 休職中の自己啓発、転職活動はやめた方がいい


メンタルが正常じゃないので冷静な判断はできません。勉強は身に付かないし、転職という大きな決断をするのは、後で後悔します。もし勉強・転職活動をするなら、復職して正常な精神状態になってからでも遅くはありません。


2. 焦らず、考えず、休職中はとにかく心身共に休むこと


焦らないでください。復職できるのか?とか考えないでください。働いていないことを後ろ向きに考えないでください。とにかくダラーっと、ボケーっとしてください。家族やペットとふれあって、海、山、森林公園などの自然に身を置くのもいいと思います。これが休職・休養するということ。焦って資格の勉強したり転職を考えたりするのは、心の休養になりません。人やペットとのコミュニケーションは孤独から解放されますし、日光浴や、自然からのマイナスイオンは心を癒してくれます。


3. お酒は避ける


飲み会は避けた方がいい。生き生き働いている友人知人と会うと自己嫌悪が増します。またできればお酒もやめるか、少量に。お酒は一時的には落ち着きますが、メンタル疾患の際はお酒から覚めた時・二日酔いになった時に、なぜか更にメンタルが悪化します。


上記は全て私の失敗談です。
メンタル疾患の人が陥りやすい行動ですが、私は全て陥って全て失敗しました。そして、大手自動車部品メーカーの管理職で、そこそこの給料を貰っていましたが、それを断念し、今では無職(自称トレーダー)です。

メンタル疾患の人は私を反面教師にして、立ち直って欲しいと思っています。


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