堀内貴之(ラジオDJ)

17年間TOKYO FMでラジオDJ。90年代はFineやWarpなどのストリート雑誌の編集者。50歳。3児の父。 中古のキャンピングカー買ったんで、こちらもはじめてみました。ここからきっと新しい物語が始まると思って。 https://holiday-works.com/

堀内貴之(ラジオDJ)

17年間TOKYO FMでラジオDJ。90年代はFineやWarpなどのストリート雑誌の編集者。50歳。3児の父。 中古のキャンピングカー買ったんで、こちらもはじめてみました。ここからきっと新しい物語が始まると思って。 https://holiday-works.com/

最近の記事

Sir SLowスウェット、、大事件です!!

すいません、枕もなくいきなりスウェットの話に入ります。 “ロスアンジェルス・アパレルの14オンスのしっかりしたボディをベースに規定サイズを超える大型プリントを両面に施した番組特製スウェット(Sir Slow Sweat)”を企画したのが番組放送半ばの昨年11月。年内に仕上がるように国内の業者に生産を依頼していたのですが、その会社が12月に入った途端まったく連絡が取れなくなり、年の暮れにふらっと1通の通知書が僕の元に。 上野にある法律事務所から。封を開けてみると、 株)LO

    • 旅に出て6ヶ月、いざ第3ステージへ。

      去年のクリスマス、家族を巻き込んで旅に出た「Holiday Works」という僕の新しい仕事、いや企画か。今のところ仕事というより、僕と家族の現在地や現状を各種SNSなどで報告する、そんな感じでやってきました。しかしこのコロナ渦の中、次第に筆が進まなくなり、TwitterもInstagramもPodcastもYou Tubeも、そしてこのnoteに至っては二ヶ月近くも更新をサボっておったという、そういう次第です。 すいませんコロナがアレだったもんで、、、と当世風の言い訳など

      • The 沼口旅館。

        【Holiday Works】 〜九州さすらい編〜  Week 5 週目 宮崎県西都市。今まで一度も聞いたことがなかった市でした。宮崎県のシティは海岸エリアにあるのが基本で、地図の上から見ていくと延岡市、日向市、宮崎市、日南市と南下します。西都市は日向市と宮崎市の中間を山方向に少し入ったところにあるエリア。 古代日本の神話の舞台は3つ。出雲、大和、そして日向。出雲の神々の話から大和の天皇家の物語へ移行していく間の人神混交パート、その舞台が日向です。古代の南九州一帯に広がる

        • 天空からのサバイバル生活

          Holiday Works 〜九州放浪編〜 Week 4 週目 日本のチベットかマチュピチュか。とにかく高千穂は天空感がハンパない。神話の町っていう触れ込みなんだけど、もちろんそうなんだろうけど、そんなことよりもとにかく標高が高い感じが気分までハイにしてくれちゃって、そっちがもう大変で。景色が変わるたびにワーキャー言っちゃって、ずっと興奮状態。住むかっつったらなんか恐れ多くて住めないんだけど、やっぱり強烈な磁場っていうかパワースポットですね、高千穂は。 由布院→阿蘇→高

          黄昏時のゴールデン・タイム

          Holiday Works 家族トリップ in 九州 〜Week 3〜 4月8日(水) ラジオドラマ「あ、安部礼司」初のZoom会議。 この日、僕は大分県の豊後高田市にいた。映画「Always三丁目の夕陽」みたいな世界観に惹かれて都会からの移住者が多い町としても有名で、昭和40年代のまま時が止まったかのような不思議な町だ。中心地に昭和記念館のようなところがあってそこにTeam Laboのノボリがあった。昭和の町にあるはずのないデジタルチームの参入に少々の外連味を感じ、”こ

          黄昏時のゴールデン・タイム

          天国と地獄

          【Holiday Works  〜家族トリップ〜  Week 2 】 家族で九州に旅に出て二週間目。恐れていたことが起こりました。長女リオの風邪が長引いて熱が下がらず、咳が止まらない状態に。夜は39度を超える熱が続き、日に日に顔色は青白く、精気を失っていきました。 このご時世、真っ先に頭に浮かぶのはコロナのこと。キャンピングカーの中で家族5人、24時間一週間ずっと一緒の濃厚接触家族ですから、もしリオがコロナだったら家族全員全滅。父親として、またこの旅の責任者として、リス

          【Holiday Works】 1st Week 第1週目

          堀内家、九州の地でなんとか元気にやっております! 長女の理央(りお)は今日、晴れて7歳になりました! “なんとか”と書いたのは、その理央が風邪をひいてしまったから。世の中がコロナの猛威になにかと自粛しているこの時期に、東京から九州にやってきたお気楽な家族がゴホゴホ風邪っぴきだなんて、まぁなんとも笑えない話なんですが。。 僕らが福岡に着いて最初に目指したのは今なにかと話題の町、糸島。島という漢字がついているけど、実際は海に囲まれた半島のようなところで、鎌倉や葉山のような洒落

          【Holiday Works】 1st Week 第1週目

          ふたつの虹🌈

          (今回は急いで読んで10分。ゆっくり読んで20分コースです) ことの始まりは2月4日、大阪・新町にあるHotel It(https://hotelit.jp/)のラウンジだった。 出会ったのはサーファーっぽい柔らかい笑顔のナイスガイ、まーくん。その日が偶然まーくんの誕生日だったこともあって、オメデトー!なんつってたらすぐに仲良くなって、その流れでその夜、神戸のまーくんの自宅で催されるバースデー・パーティに参加する運びとなった。「雑魚寝でよかったら泊まってっていいよ~」な感

          VAN LIFEはおしゃれじゃない!

          今回は僕のキャンピングカー・ライフの実情を書きます。まずキャンピングカーっていう名前なんですが、日本でできた造語なんです。欧米では一般的にVanとかMotor Houseとかって言います。でも僕は単純にこの和製英語のキャンピングカーに乗りたかった。リーゼントみたいな見た目の、いわゆるキャブコンに乗りたかったんです。 乗りはじめてまず息子が気付きました。「キャンピングカー同士、すれ違う時に手を挙げるんだね」って。言われてハッとした。確かにキャブコン同士がすれ違う時、みんな笑顔

          VAN LIFEはおしゃれじゃない!

          お伊勢さんに参らず、南伊勢の浦巡りへ

          Holiday Works 004        2020         一月吉日 愛知県の伊良湖岬から伊勢湾フェリーで一時間もすれば三重県の鳥羽。そこから車で30分もあれば伊勢の内宮に着く。愛知で育った僕にとって三重と言えば伊勢、伊勢といえばズバリ伊勢神宮のことを指し、その以外の三重にはこれまでほとんど足を運んだことがなかった。 そんな僕が今回目指したのはお伊勢さんではなく、南伊勢。三重県の海に面した南側、リアス式海岸で有名なエリアです。まずは鳥羽からパールロードと呼

          お伊勢さんに参らず、南伊勢の浦巡りへ

          Middle of Nowhere

          伊豆をOutした後、僕が目指したのは御前崎の夕陽だった。ここ数年は仕事や子育てばかりしていて、ゆっくりと夕焼けを見ることもなかったから。 浜松方面に向かって国道150号をトコトコっと走らせていると、時代に置いてけぼりにされたかのような懐かし風情の海水浴場の看板が目に止まった。 なんとなく気になったんで黒松林のところに車を止めてビーチに出てみると、思わず頬が緩んだ。そこには僕の予想を遥かに上回る、とんでもなくピースフルで美しい景色が広がっていた。 東に富士の秀峰を、眼前に

          2020年 僕の伊豆旅 TOP 3

          Holiday Works 003 〜伊豆編〜 伊豆半島はその昔、南洋に浮かぶ島だった。 かつて2つの火山島が日本列島にぶつかって吸収される形で伊豆半島が形成されました。だから伊豆の自然は本州の自然とは少し違うんですね。そしてその特異性から2018年4月、伊豆半島全体がユネスコ世界ジオパークに認定され、これまでの温泉やリゾート地としてだけではない新たな視点で語られるようになりました。 、、という訳で、東京を出てから二週間、ずっと伊豆半島を走りまくっておりました。やっぱい

          2020年 僕の伊豆旅 TOP 3

          キャンピングカー、思ってたんと違う。。

          いま、僕はJAFの到着を待っている。 今日、宿泊する予定のオートキャンプ場まではあと5分のところにいて、伊豆・河津駅前のスーパーで買い出しをしていた。さあこれから出発!というその瞬間、バッテリーがあがっていた。思い起こせば車を離れる前、2歳の子が運転席でなにやら遊んでいた。僕はそれを好々爺のような穏やかな表情で放っておいたのだが、今にして思えばそれが失敗だった。我が家のベイビードライバーはヘッドライトを点灯させ、いくつかのボタンを押していた。結果としてバッテリーはあがり、大

          キャンピングカー、思ってたんと違う。。

          Holiday Works〜オフの仕事〜

          昨日のクリスマス・イヴは荷物のパッキングや旅の準備をする予定で、ディズニーのクリスマス・ソングなんかかけながら家族5人でやんわり、ほんわかと自宅でパーティをするつもりだった。 お昼過ぎ、ふいに青学時代からの友人コージが嫁さんのMIYUと一緒にやってきて、「おーよぉ来たなー!なんもないけど、ま、上がれや」。で、シャンパン、スポーン!  その5分後。2019年秋まで僕がDJとしてTOKYO FMでやっていた「シンクロのシティ」という番組のプロデューサーの章ちゃんがハァハァ言い

          Holiday Works〜オフの仕事〜