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2024大阪国際女子マラソン

プロローグ

昨日、2024大阪国際女子マラソンの記者発表がありました。

今大会は、パリ五輪女子マラソン代表一枠の切符を、目指す戦い🔥
派遣設定記録2時間21分41秒突破を目指して参ります。

私は、前回大会に引き続き、海外招待選手・海外ペースメーカー招聘と、ペースメーカー制御バイクディレクターとして、今大会に参加させて頂く予定です。

今大会の見どころ

派遣設定記録2時間21分41秒突破なるかが、最大の焦点になりそうです。
可能性があるのは、松田 瑞生選手【ダイハツ】佐藤 早也伽選手【積水化学】前田 穂南選手【天満屋】松下 菜摘選手【天満屋】でしょうか。

後述しますが、今回のペーサー陣は、超強力な布陣なので、30キロまでいかに力をセーブして、後半の余力に繋げていけるかが、鍵を握ると思います。

個人的には、中間点を過ぎて、長堀通に入る辺りと、35キロ以降の直線道路の走り方がポイントと考えています。

優勝争いは、前述の4選手と、海外招待3選手の争いとなりそうです。
中でも、Stella CHESANG選手【ウガンダ】は不気味な存在です。

4/23 ハンブルグマラソン 2時間20分23秒 ※初マラソン
ブダペスト世界陸上10000mに出場した後、
10/15 ニューデリーハーフ 68分28秒
11/19 ナイメーヘン15キロ 48分02秒

ここまで、強化は順調に進んでいると感じています。
トラックのスピード、高速コースでのタイムアタック、アップダウンコースでのレース経験…
この大阪国際で、パリ五輪女子マラソン代表を、確実なものにしたいとモチベーションが高いことに加え、Global Sports Communicationが、満を持して、大阪に送り込んでくる選手ですので、要注意です。

豪華なペーサー陣

今回は、私が招聘業務に携わってから、過去一と言っていいほど、豪華なペーサーが揃いました。ご協力頂く7選手の各チーム、ARの方々には、心から感謝の気持ちでいっぱいです。

どうしても獲得したかったのが、Irine Jepchumba KIMAIS選手【ケニア】でした。ブダペスト世界陸上10000m4位の実績に加え、2月のバルセロナハーフでは、64分37秒というタイムを叩き出しました。
ハーフ64分台というと、男子大学生のレベルですね!
体型や走り方も、日本人女子選手のペーサーに適していると感じていました。

前半の5キロまでに、ペースを安定させ、中間点までは、30キロまで走るペーサーの方々にも余裕を持って頂き、中間点までのペーサーが離脱した後に、備えて頂ければと考えています。

前回大会の様子

エピローグ

世界でも珍しいエリート女子単独レースの大阪国際女子マラソン。過去42回の歴史を紡いできました。

日本の女子マラソンは、世界のトップレベルから、大きく水を開けられてしまっているのが実情です。

かつての栄光の時代を取り戻すために、私も微力ですが、こうした大会運営を通じて、お手伝いさせて頂ければと思っております。

大会の模様は、
2024年1月28日㈰ ひる12時~
カンテレ/フジテレビ系にて、全国ネット生中継
されます。
ぜひご覧下さい!📺

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