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野球選手必須!ブリッジ動作のチェック方法とプレーへの影響

突然ですが、ブリッジは出来ますか?


最近、野球業界の中でも

かなり注目度が上がってきているのがブリッジです!


オリックスの山本投手のトレーニング風景の動画でも話題になりましたね!

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ここからブリッジをトレーニングの方法の一つとして

実施する選手が増えてきましたが、もう一つ重要な役割があります!



トレーニング以外でブリッジをやるべき理由


それはブリッジが

『身体機能のチェック方法』

としてかなり重要だということです!



特に投手では、

投球中の『全身のしなり』がうまく出てない時に

どこの機能が足りてないのか?

をブリッジを行うことで把握することができます!


じゃあブリッジから何がわかるの?どう分析するの?

って思った方もいると思うので、

次にブリッジをどうチェックしていくのか?

について解説していきます!



ブリッジでまず見るべきポイント


まず目指すべき最大の目標は、以下の写真のように

『キレイな半円』

になっているかどうかです。

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この半円を作るためには、

・膝が伸びてきている

・股関節が反れている

・胸が張れている

・肘が伸びて支えられている

という要素が必要になります!


皆さん、一度ブリッジをとってみてください!!


自分の形はどうですか?

半円になってますか?


正直なかなか写真のような

キレイな半円になっている選手は少ないように思います!


実際、僕が対応してきた

肩や肘に痛みを抱える選手のほとんどでこのブリッジの形が

悪かったです!!


次に実際に対応した選手を例に

どのように身体機能投球動作

結びつけていくのか!自分の考えを書いているので、

ブリッジの形が悪かったって人はこの先を見てください!

*ブリッジの写真を撮ってみた人は自分の写真と比べながら見てください!



ブリッジと身体機能をどう結びつけるか?


以下に実際に投球障害で対応し

ブリッジのチェックを行った選手の写真を載せ説明していきます!


まずこの写真を見てみてください!!

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ぱっとみて皆さんどう思いましたか?

どこの機能が悪そうかわかりましたか?




この姿勢から今回の選手のブリッジの特徴として、

①股関節が伸びておらず膝が曲がっている

②胸が張れておらず腰の反りが強いこと

ということがわかります!


これらの特徴から身体機能の低下部位を予測することができます!

まず

①股関節が伸びておらず膝が曲がっている

ということからは、

股関節の反りが出てないな〜

→股関節の伸展方向の柔軟性が悪そうだな〜

ということが予測できます!


次に

②胸が張れておらず腰の反りが大きい

ということからは、

腰で脊柱の動きを代償してるな〜

胸が張れてないから

→肋骨や胸椎の柔軟性が悪そうだな〜

ということがわかります!!


このように実際に動きの悪いところ、

悪いところ代償してるところを探し、

身体機能の低下部位を予測していきます!

いきなり投球動作に結びつける前にまず身体機能を考えてみましょう!



ブリッジと投球動作をどう結びつけるか?


身体機能の分析が終わったら

そこから投球動作にどんな影響が出てくるのか考えていきます!


身体機能の特徴として

①股関節の柔軟性が低い

②胸椎または肋骨の動きが悪い

ということがわかりました!(*実際にこの後、各関節の動きを評価し

これらの部位の機能が低下していることを確認しています)


これらの身体機能の影響から

・投球中のキレイな身体のしなりが出ない

ということがわかります!

しなりが出ないと

・体幹/股関節の動きが不十分で手投げを誘発し肩/肘の負担↑

・動きがキレイに伝わらずボールに力がなくなる

・腰の代償が強いため腰痛の発生リスクも↑

というように怪我やパフォーマンスへの影響が出てくることが考えられます!


さらにここから投球動作もチェックし

予測された動きになっているのかどうか確認し、

施術や改善のためのエクササイズを決定していきます!

*今回は施術、エクササイズ方法は割愛させていただきます。



以上のことからも

ブリッジから、

・身体機能の低下

・投球フォームの状態

・怪我、パフォーマンスへの影響

を予測することができます!

ちょっと気になるかもという選手がいればすぐチェックしてみてください!



・怪我や痛みを繰り返している

・整体やマッサージに行ったけど良くならない

という方は一度ご相談ください!

現在、出張またはパーソナルトレーニングジムONEBODYにて

痛みを専門にコンディショニングを行っています!



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