小学校卒業式の日に思う「中1の壁」
こんにちは!たっきーです。
今日は、長男坊と次男君が通う小学校の卒業式。
卒業生ではない2人はお休みになるので、土日あわせて3連休です。
休日になると、長男坊の目覚めはのんびりです。
ゆっくりと寝て、友達と思う存分遊ぶ予定だそうです。
次男君はというと、いつも以上に早起きになります。
それは、朝からゲームをできるから。
もう今日のゲーム時間は使い果たしました。
我が家の様子はいいとして、今日は卒業式で、これから進学、進級の季節を迎えます。
そこで、2年後に中学校へ進学する長男坊のことについて、今、考えていることを書こうと思います。
娘が小学校卒業し、中学校へ入学してみて・・・
ちょうど1年前、娘は小学校を卒業する日を迎えました。
我が家にとって初めての卒業式でしたが、地域独自の緊急事態宣言で休校期間中。
そんな状況もあって、子どもたちと先生だけが出席できる式になってしまいました。
それでも、式終了後、学校の玄関前で友達とはしゃぎまわる様子や、先生と笑いながら話をする姿を見ることができました。
はかまや制服を着て、最高におしゃれをした娘や友達の晴れ姿も写真に収めることはできました。
全てではないにしても、娘の卒業の日をきちんと思い出に残すことができました。
この日の子どもたちを見て、「小学校生活が楽しかったって思ってる子どもがこんなにたくさんいるんだ」と感じました。
それだけ、娘の小学校の運営だったり、先生方の取り組みが、子どもたちの心に響くものだったのだと思います。
また3年後、中学校の卒業式でも、同じような娘たちの表情を見れることを願い、卒業の日を終えました。
心に卒業式の名残りのようなものが残っている中、中学校入学の日がやってきました。
緊急事態宣言は解除されていましたが、子どもたちと先生だけの入学式でした。
朝、制服姿で出かける娘を見送るとき、新しい生活がいよいよ始まるんだと実感しました。
と思ったのもつかの間。
再び休校になり、本格的な中学校生活はしばらく延期になりました。
それから2ヵ月後の6月、ようやく中学校生活がスタートしました。
小学校のように楽しい学校生活を送ってほしい、と願いながら娘の様子を見ていたのですが、どうもおかしい。
あんまり楽しい話題が出てきません。
友達関係の問題をよく聞くようになりました。
これまで聞くことがなかった先生への不満もたびたび聞くようになりました。
学校へ来なくなる友達が増えていってるという話も出るようになりました。
楽しい話をあまりしなくなった娘を見ていると、小学校と中学校の間にあるギャップ、「中1の壁」と言われるものが、決して軽視できるようなものではないと考えるようになりました。
そして、読み書き障がいを抱える長男坊が中学生になる2年後へ向けて、きちんと準備が必要だなと思うようになりました。
「中一の壁」を乗り越える準備を始めよう!
「中一の壁」は、6年間の小学校生活では経験しなかったことに対する子どもたちの「戸惑い」なんだと思います。
教科ごとで教えてくれる先生が違うこと。
テストの点数や内申点で評価されること。
校則がいろいろとあること。
...
良くも悪くもいろんな変化があります。
ほんとうは良い変化だけあればいいのでしょうが、急にそんな状況にはなってくれないので、「こういったことがあるんだ!」と心の準備をしておくことは大切なんだと思います。
読み書き障がいを抱える長男坊のことを考えると、ほかにも準備することがありそうです。
小学校よりも授業のスピードは速いだろうし、それについていくための準備はしておきたいところです。
テストは小学校よりも厳密に行うでしょうから、そんな環境の中でのテストの受け方についても考えておかないといけないでしょう。
たくさんある校則も、理解できなかったり、忘れてしまったりが起きないように、何か工夫が必要かもしれません。
あと、どんな状況に置かれても、困っている時には「困っている」と自分の口から伝える意識を持たせる必要があると思っています。
これまでは、親から周りの大人へ「こういうことに困ることがある子です」と伝えて、いろいろなことに備えてきました。
ただ、狭い人間関係、小さい世界の中で生活している小学生だからできることです。
中学生、高校生と成長するとともに世界がどんどんと広がっていくので、事前に備えておくことは難しくなっていきます。
そうなってくると、自分が感じている困難さを相手に伝えなければならない場面に出くわすでしょう。
その時に、きとんと伝えられるか、伝えられないかで、長男坊の世界は変わるんじゃないかと思います。
きっと、きちんと伝えて助けを求めることができれば、生きやすい環境に身を置いて生活することができるはずです。
周囲に理解してもらえれば、「長男坊だからできること」を思う存分発揮できるはずです。
長男坊にとって大切になるであろう自分のこと、自分の思いを自分の口から伝える力。
この力を身につける準備をこれからしていこうと思います。
今回は、過去の出来事を書いてきたこれまでの記事とは違い、未来へ向けた思いを記事にしました。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
最後に、卒業されるお子さんとその家族のみなさん、心よりお祝い申し上げます。
家族の思い出に残る素敵な1日になりますように。
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