読書ノート(134日目)
さて、今日もこちらの本からです。
本書は全三部で構成されています。
今回も第二部:評価編からの紹介です。
さて、ファイナンスについて学ぶ中で
EVAはよく耳にしていましたが、
MVAという言葉は初耳でした(多分…?)
EVAは本書の中でも紹介がありましたが
規模が異なる企業間比較は適さないものの
特定企業の時系列推移を見るのには有効。
と、そういう理解でしたので、
多くの企業を横並びにしてデータ化して
分析をする上ではEVAは使えないのか…
と思っていたところ…
EVAスプレッドという考え方によって
企業間比較もできるということを
本書を通じて知りました。
EVAスプレッドの計算式
ROIC(%) - WACC(%)
EVA自体は絶対値ですが
%での差異にして計算すれば、
確かに企業間比較はできますね!
(実際のデータを見てはいないですが
もし企業規模でバラつきが大きければ
規模別に区分をするなどの工夫で
より精度も高められそうです)
EVAスプレッドについては
こちらのサイトの説明が
分かりやすかったですのでご参考まで。
最後に…ChatGPTに今回登場した
「EVAとMVAの説明を
中学生でも分かるように教えてください」
として解説してもらいました。
ふむふむ…!
伊藤先生はMVAを
MVAは将来におけるEVAの合計を
資本コストで割り引いた値に等しい
としていましたが、
その計算には様々な前提条件を置いていたな。
と、ChatGPTとの会話を通じて
さらに理解が深まった気がします。
…ということで、
企業価値を評価するための視点として
今回はEVAやMVAを紹介してみました。
皆さんも良い日曜日をお過ごしください~!
それではまたー!😉✨