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【絵を描きたい方向け】 写真をもとに写実的なオリジナルの絵を描くには? 3つのポイントを紹介します。

太陽です。「写実的(リアルな絵)に描きたいけど、オリジナルの絵にもしたい。」そんな絵を描きたいあなたへ、写実的な表現を大切にしながらオリジナルな絵に仕上げるために、私が行っている方法を実際の作品とともにご紹介します。


*完成画像 クリックするとこの絵のフル制作動画が見れます。(youtube)


切り取る

撮影した写真を全部描くのではなく、切り取ります。あなたが「これが描きたい」と思って撮影した写真には、いろんなものが写り込んでいるはずです。ですので、描きたいものだけを切り取って描きます。

下の写真は、私が撮影したいちじくの写真です。いちじくの実がなっているところが描きたいと思って撮影しました。そして撮った写真には、余計な葉っぱや周りの木も写り込んでいます。

なので、撮った写真に写っているものを全部描くのではなく、その描きたかった部分だけを切り取って描くようにします。この時、紙のサイズ(縦横比)も意識して(構図のため)どう切り取るかを考えます。

頭の中で切り取るのが難しい場合は、写真を印刷して折ったり、画像加工して切り抜きをすると描きやすくなります。(この時、紙の縦横比を同じにすると構図が取りやすく、見やすい絵になります)


一部分だけ変える

写真をそのままそっくりに描くのも素晴らしいですが、オリジナルの絵に仕上げたい場合は、写真の一部分を変えて工夫してみて下さい

ここでは、背景に写っている葉っぱを描かずに青い色にしています。また、いちじくの枝に合わせて少し斜めのタッチを入れて画面の中に動きを入れています。

他にもアウトラインをピンク色で描き、わざと残しておいて、絵的に可愛らしくなるように工夫しています。


描きすぎない

写真に写っているものを丸ごとそっくりそのまま描くリアルな絵も良いですが、あなたらしいオリジナルの絵にしたい場合は、リアルに描きすぎないようにすると工夫するポイントが増えるのでよりあなたらしい絵になります。

ここは描く、ここは描かない、というジャッジをすることによって、個性を出すことができると私は思います。

私は細かく描きすぎないようにしたり、明暗を強めにしたり、暗いところを少し鮮やかな色にしたりしています。

ぜひやってみて、あなたらしい絵に仕上げて下さいね。

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