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絵が上手くなるには? 4つの方法

太陽です。どうしたら絵が上手になるのでしょうか?わたしが行った4つの方法をご紹介します。

1 デッサン

目の前にモチーフ(立方体や球、ティッシュ箱やワインボトルなど)を置いて、鉛筆でそれを描く。おなじみの絵の練習方法ですね。

デッサンを行うことで、目と手を鍛えることができます。大事なことは、数を描くことです。(わたしもかなりの数を描きました。)数を描くことで経験が積み重なって上達していきます。

目を鍛えるとは、モチーフを捉えることができる、ということです。モチーフと絵を見比べて、描いてる絵の狂いが分かるようになる。(形が違う、明暗が違う、質感が違う) 目で見て違いが分かるので、絵を修正することができます。これによって目が鍛えられて、モチーフを描くことができるようになります。(ワインボトルならワインボトルと誰もが見て分かる絵が描ける)

手を鍛えるとは、思い通りに手を動かすことができる、ということです。例えば、定規を使わずに真っ直ぐな線を描きたい。(結構難しいです)、円を描きたい、線が震えずに綺麗に描きたい。もっとふわふわした質感にしたい。などこう描きたい、という思いを実現させるには、手を思い通りに動かすことができると叶いますよね。これも数をこなすことで、できることが増えていきます。(思い通りに手が動いたらどんなに良いだろう!とわたしもよく思います。)

絵が上手くなる感覚は、階段に似ています。続けていても平坦な道が続く、でもある日、ふっと一段上がるように上手くなる。そんな感覚を体験するはずです。

いま、上手に描けなくてもいい、数を描いてくださいね。むしろ簡単に描けてしまうモチーフは描く意味がありません。描きにくいものを描くから上達するのです。デッサンは修行のように地味で辛いこともありますが、筋トレのように鍛えられます。わたしも今もデッサンを続けています。

2 模写

好きな絵や、好きな作家さんの絵を丸ごと真似して描いてみる。それが模写です。

模写をすると、その作家さんがどんな工夫をしているのか学ぶことができて、自分の絵に取り入れることができます。丸ごと模写する方がより学べるので、鉛筆でささっと模写も良いですが、なるべく色も合わせて模写してみてください。

こんな風に描くのかあ!と驚いたり発見したりすごいなぁ!と見ていた時ようりも描いてみる方が多く学べますよ。

3 クロッキー

5〜10分程度の短い時間で、ポーズをとっている人物などを描くのがクロッキーです。

短い時間で描く。というのが特徴です。これによって大まかに形を捉える訓練になります。

デッサンのように細かいところまでは描けません。大きくモチーフとなる人物やモノのアウトラインを追いかけて特徴を描く、という感じです。

手順としては、大きくモチーフの外側のアウトラインを描く→特徴を描く→時間があれば修正する。です。

短い時間で、ほとんど一発描きの線で描くことになります。見えているモチーフをどう省略して描くか、どう描けばそれと分かるか、どこまで描くかなどを鍛えることができます。また、早く手を動かす訓練になります。

何人かでポーズを取り合いながら、時間を計って描き、見せ合うと各々の個性も見えて面白いですよ。もちろん一人でも、ポーズマニアックスなどを利用しても良いと思いますし、電車やカフェでこっそり人を描くのも良いです。わたしもポーズマニアックで描いたり、電車でこっそり描いたりしました。

ポーズマニアックス↓


4 本からの知識

本で学べることは、主に画材のテクニックや使い方、色の知識です。油絵の具、水彩絵の具、アクリル絵の具、色鉛筆、ペン、デジタルペイントソフト、どれも絵を描く道具ですが、それぞれに使い方がありますよね。光と影を描く、風景、人物、植物などの描くモチーフごとの知識や、色の知識など、テクニックを教えてくれる本もたくさんあります。興味のあるものや、描けるようになりたいもの、できるようになりたいものなど、本を一冊手に入れて、まるごと素直に取り組むのがおすすめです。

わたしは色の知識を身に付けたくて、一冊丸ごと取り組みました。本に書かれている訓練をやってみたり、色相環を作ったり、書かれている通りのことを素直にやってみました。1ヶ月ほどかかりましたが、ただ読んでた時よりも実際にやってみるとこんなに難しかったんだ、こうなってるんだ、なんだか腑に落ちる。といった学びがあって、色に迷わなくなり、色を扱うのが上手になりました。

ぜひあなたも何か、これいいなと思った一冊を丸ごと取り組んでみてくださいね。きっと身に付けられるはずです。

それでは、お役に立てれたら嬉しいです。よかったらスキマークとフォローをしてくださいね。




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