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台湾文化誌

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このマガジンでは、台湾の豊かで多様な文化について、文学、歴史、生活、美術史、言語など、さまざまな側面から深く掘り下げていきます。この窓を通して、読者がこの島のユニークな特徴やその…
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#台湾文化

引揚げの日本人のおばあちゃんが台湾に家を探しに戻ってきました!香取移民村へ

引揚げの日本人のおばあちゃんが台湾に家を探しに戻ってきました!香取移民村へ

前回は、このグループのお客様との仕事で接触する機会があり、この記事は以前のものを共有いたします。

最初に会社からいただいたスケジュールを見たとき、「なんでこんな珍しい場所に行かなきゃいけないんだろう」と思いました。

スケジュールにはいくつかのキーワードが書かれていました。「香取移民村」「北斗郡守官舎」。

手配に電話をかけたところ、お客様が以前住んでいた場所を訪れたいとのことでした。
*手配と

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台中の歴史建築を舞台としての小説《四維街一號》の読後感

台中の歴史建築を舞台としての小説《四維街一號》の読後感


台中の新住民として、様々な方法でこの土地を知ろうと努力していますが、その中の一つは、台中の人々が共有する記憶を読もうということです。

小説《四維街一號》は2023年8月に発行され、私が台中に引っ越してきた日々とほとんど同じです。
この物語は台中の四維街にある日本式の建物を舞台に、四人の女子大学院生と一名の大家さんの共同生活を描き、この歴史的な建物でのルームメイトの友情を綴っています。

舞台の

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1920年代における台湾人が民主を追求する最初の出来事:治警事件

1920年代における台湾人が民主を追求する最初の出来事:治警事件

先週の土曜日、1月13日、投票日の当日、市民の権力を実現した後、私は「新文化運動記念館」に行って、台湾人が民主を追求する最初の出来事を見ました。

前にインスタのストーリーで、友達がこの「AI技術を組み合わせた治警事件展」を見に行ったのをいっぱい載せてて、それで、本当に見に行きたいな〜との心に残っていました。投票日に新文化運動館が閉まっているのかなと心配していましたが、運が良かった私が、ついに今回

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嫁入り道具からクリエイティブグッズまで、台湾象徴の大同電鍋

嫁入り道具からクリエイティブグッズまで、台湾象徴の大同電鍋


台日交流が台湾料理の未来を塗り替える

1960年、大同会社は最初の炊飯器を発売しました。この炊飯器は、間接的な水加熱構造を採用し、電力を利用して火災のリスクを低減し、主婦たちの多くの調理時間も節約できました。実際は、大同電鍋の発明は、大同会社と日本の東芝が共同開発したものです。彼らは、1950年代に東芝が製造した最初のToshiba RC-6K電気鍋を参考にして、伝統的な焚き火台に代わるものと

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