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「自己分析」迷子から脱して、転職前の自己分析を終わらせる「言葉遣い」とは

1000人以上の退職段階から転職と働き方の相談に乗っていると、「自己分析ずっとやってるんですけど、自分がよくわかりません」という悩みを頻繁にいただきます。自己分析の量を増やしたり、方法を変えてもうまくいかないひとがいます。

確かに「学生はそうだよね」「第二新卒だとまだわかりにくいかも」と思うひとも多いかもしれません。「若いうちは自分がわからない」という考え方です。

でも若くても自分のことを掘り下げられていて、自分が思う自分と、見られる自分がわかっていて、その乖離を小さくできているひとがいます。こういうひとは生きやすいですね。職場でやりたい仕事と求められることが一致します。キャラクターも一致できます。

そんな「自己分析上手」は何をしているんでしょうか?聞いてみると、特別なことは何もしてないんですよね。世界一周などして「自分探しも」していないし、高額セミナーや教材で「自己投資」もしてないんです。それでも、「私を評価してくれる会社」をうまく選べているし、「一緒に仕事をしていて楽しいひとたちがいる社風」の会社に転職していきます。

では、何をしているかというと、「自分の内面で話されている言葉に近い言葉を知っていて」「言葉が近いひとや本に多く触れている」です。

抽象度が高いな・・・具体的にしてみます。例えば「転職してどんな自分になろうかな」と「やりたいこと」より「なりたい自分」を考えていたとします。達成型より姿勢型ですね。

そのときに自分の内面にアクセスしやすい言葉と、違和感で止まってしまう言葉があります。例えば「最高の自分」、「強い自分」、「勝つ自分」「純度の高い自分」、「好きな自分」などなど。あなたはどの言葉が「いいな」と思いましたか?

あるひとは「調子乗っている自分がいいですね!」と話していました。ポイントは会社や家庭や社会など表の世界で「いい言葉」とされている言葉を選ばないことです。ひとの内面を表す言葉はもっとどろっとしていて、そのまま人前で話すと「そんなひとだったんだ・・・」や「ちょっとよくわかんない」と距離を置かれるようなものであることが多いです。泥のついたじゃがいもみたいなイメージです。その泥に価値がありますし、それがあなたの内面を表す言葉です。

「自己分析が足りない!」や「もっと他にいい方法があるのでは」と自己分析ジャーニーに陥りそうになったら、「そもそも好きな言葉で考えていないかも」と立ち止まることをおすすめします。

              「退職学™️」・佐野創太

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