見出し画像

五つのこと


人間の5つの真理に辿り着きました。

一、人間は動物
ニ、社会で生きてる
三、努力よりも準備
四、国よりも文化にリスペクトを
五、無だからこそ


一、人間は動物

 人間は他の動物と同じように、子孫を残してできるだけ死なないように生きる動物だ。僕らは子供を産むための性欲と生き延びるための他者に対する優越(マウンティング)で生きてる。

 人間には愛があるだの神がいるだの知識があるだの言ってもそれは動物としての生の延長に過ぎない。

種の保存のための神経の電気信号に、愛という文学的な定義を与えた祖先。

 性欲が根幹にあるからみんな浮気も不倫もするし、優越感と安心のために自分に都合のいいことだけを見る。ネット上で間違ったことを堂々と発信するのもそれを叩くのも動物同士のマウンティングに過ぎないわけだ。

ニ、社会で生きてる

 人間は動物だけど、社会性動物だ。他の多くの動物よりも集団への依存度が高い。だから一番覚えておかなきゃいけないのは、人間は育った環境で決まるということ。
(人間は遺伝子か環境かというのは場合によって都合がいい方をとればいいんじゃないでしょうか)

 自分と自分以外の全員は違う存在だから、すべての物事にその人にとっての見方が存在する。じゃあそれが社会、集団ごとにバラバラになるのは当たり前。

三、努力よりも準備

 努力はダサいし才能を過信するのはザコいけど、人生の駒を適切に動かすために適度な準備をしたい。

努力努力言い始めると人生は相当厳しい戦いになってくる、だから努力はしない。

ちょうどいい準備をするだけ。



四、国よりも文化にリスペクトを

国、母国、祖国ってなんだ?

国は集団を支配する、競わせる、洗脳するために作られた概念だから過度に縛られるのは間違い。

かと言って人間はもはや国なしでは生きられなくなったから、放棄することはできない。

国は安全に健康に暮らすための枠組みであって、過度に感情移入するものではない。

人はまず国じゃなく人柄を見るべき。

他の国のことを知るなら政治のことだけでなく文化も。

かくいう僕も日本人だということに下らんプライドを持ったり逆にコンプレックスを抱いたりいくつかの国に嫌悪感を抱いたりする俗な人間だけど、だからこそなんだ。



五、無だからこそ

 いろいろ勝手なことを言ってきたが、結局のところ我々は無の深淵に滴り落ちた一粒の“有であるという”意識の水滴に過ぎない。

 生まれる前の無と死んだあとの無の間で何かくだらんことを考えてる矮小な存在。

人生の質は分泌したアドレナリンの総量。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?