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新人研修をする時に気をつけていること


私は数年前からOWNDAYSという眼鏡屋で新人スタッフの研修を担当しています。

眼鏡屋の仕事は大きく分けて3つあります。

1.接客
2.視力測定
3.眼鏡の加工、調整

その中でも一番最初に新人スタッフへ覚えてほしいのは、接客のところ。

入社してから数ヶ月は売場に立つ時間が多いので、お客様と接する回数が多くなります。
お客様目線で考えると、売場に立っているスタッフがその店の印象であり会社の印象になります。

これは眼鏡屋に限らず、販売職はほぼそうではないでしょうか。

研修内容ですが、まずは社内のマニュアルを使いながら座学をしていきます。
やはりお店のシステムや眼鏡や眼に関する基礎知識がないと、お客様と会話する時に安心して選んでもらうことができません。

入社したばかりのスタッフはしっかり覚えようと意識が高くて、メモを取りながら話を聞いてくれます。

その姿に私も答えようと、研修中はいろんなことに気をつけながら話をしていきます。

表情、声のトーン、話すスピード、視線、質問するタイミング、、、上げだすと沢山ありますね。

その中でも最近一番気をつけていることは

何を話さないか です。

しっかり話を聞こうとこちらを見てくれている時こそ、伝えたいことがブレないように注意しないといけない。

私が良かれと思って過去の経験談を話したり例え話を入れるたびに、その研修で伝えるべき本質が相手に伝わりにくい状態を作る可能性がある。

もし今まで新人研修や部下の指導で、伝えたいことがうまく伝わらないことがあった方には、試してみてほしい。

何を話すかはもちろん大事だけど本当に伝えたいことが相手に届くように、何を話さないかを同じくらい意識すると今までと少し違う結果が見えるかもしれない。






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