tae ogaki

循環をテーマとした鳥越の拠点「élab」の現場運営 / fog inc / 東京農工大…

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循環をテーマとした鳥越の拠点「élab」の現場運営 / fog inc / 東京農工大 大学院 / 研究:マイクロプラによる海洋汚染 / 埼玉 / シェアハウス暮らし / 短期移住@島根県雲南市を経て東京へ!

マガジン

  • おじいちゃん、おばあちゃんの話

    大好きな祖父母と一緒に過ごす中で感じたり考えたり、ほっこりした話。

  • うんなん体験記 -2020-

    2020年10月より、雲南市で地域リサーチ・ローカルマニフェストづくりを行うために5か月間滞在したときの記録。

最近の記事

藍染め工房見学@秩父

先日秩父へ遊びに行った際、ずっと見学してみたかった藍染めの工房を訪問・見学させていただけることに。内容がとても面白かったのでメモとして記録。読ませる文章ではなく記録用なので箇条書きベースですが悪しからず。作業工程や仕組みは検索すれば出てくるものも多いと思うので、話全体を聞いて気付いたことを書く。 西武秩父駅からすぐに位置する、半纏の藍染めを専門にされている齋藤染物店へお伺いした。現場を案内していただきながら藍染めの工程やそれを取り巻く物事についてお話を聞いた。 藍染めに関

    • 鳥越の記録|「élab」でオープンから1ヶ月半経ち生まれた変化

      10/31に台東区鳥越でオープンした「循環する日常をえらび実践するラボ “élab” 」、手探りで日々試行錯誤しながらも晴れて1ヶ月半。お客さんとのコミュニケーション、近所のお店との繋がり、キッチンラボにて提供する料理やお菓子、実施したイベント、色々なことを通して発見や気づきで溢れる毎日だ。 その中でも、今までになかったここ最近目立つ変化について書き留めたい。12月に入ってから、飲食の目的以外で訪れる近所の方が増えてきた。 élabとはélabは主に2つの機能から成る拠点

      • 日本の伝統的な包装をもっと知りたい

        私はプラスチック関連の研究をしていたから、パッケージにどんな素材が使われているのか、ということに関して気付いたらけっこう敏感になっていたように思う。そこから転じて、日本の天然の素材を使った包装を良いなと思い、今はプラスチックどうこうという文脈は関係なく、純粋に日本の伝統的なパッケージに興味を持っているということに気づいた。例えば、木の板と経木を使っているお弁当だからと日本橋の老舗弁当屋「弁松」へ一人弁当を買いに行って話を聞きに行くくらい。 今日行った展示「包む-日本の伝統パ

        • fogで実施中クラウドファンディング!

          毎日クラファンページの活動報告内で投稿しているリターン紹介。書いているうちに、いやこれ普通にnoteにも記事として残すべきだなと思ったのでこちらにも載せていきます。fog noteだとクラファン支援者とも重なっていると思うし。数年経ってから以外に記事が読まれていてそれきっかけで連絡が来ることもある、と目にしたこともあったので! 誰かの目に留まっていますように! fog、クラファン実施中ここに至るまでにチーム「野趣」の発足があったりと、色々順序を経ているのですが、それらは都

        藍染め工房見学@秩父

        マガジン

        • おじいちゃん、おばあちゃんの話
          3本
        • うんなん体験記 -2020-
          5本

        記事

          朝の鳥越日記 7月15日(木)

          毎日同じ時間帯に同じ場所に行くというのが久しぶりで、それを新鮮に感じるようになっている自分の変化が面白いなと思う最近。 都大江戸線蔵前駅から拠点のある鳥越まで歩く中で見かける景色を、ただただ記録してみようと思ったので観察日記をつけることにした。 特に何でもないような、自然に見えてくる景色、人がその地域を作っているのだもんなと去年からよくよく感じるので。 ということで本日の朝 近くの道路では歩道の工事をしていて、8時半頃には工事の方たちが作業を始めていた。親方らしき人が

          朝の鳥越日記 7月15日(木)

          蔵前リサーチ(職人編)

          地域について知るには現地の人に聞くのが一番、というのは都会でも地方でも全く一緒だと痛感した昨日。これから新しいプロジェクトを行う蔵前という街について、そこに住んでいる職人さんが教えてくれたことがめちゃくちゃ面白かったので書き留めておきます。 全体的な人の状況 そもそも、私が蔵前という街を知ったのはおしゃれなカフェやカキモリのようなお店が出来てきて面白い場所らしい、という情報から。初めて行った頃はあまりものづくりの街ということも知らなくて、東京東側方面の美術館に行ったあとその

          蔵前リサーチ(職人編)

          意味を考えるきっかけとなったコース料理

          深く感動したり、何かに抱いた感想や気づきはもっと記録していこうと思う。 今日は板橋にあるHASUNE PLANTというところで食べた陽子さん( @yokoaoyagi )のコースを通じて感じたことについて書き留めておきたい。ちなみに陽子さんのコースを食べるのは約1年ぶりくらいで2回目。1回目も感動ばかりだったけれど記録はしていなかったから、こういった料理に出会い始めた自分が何を思ったのか後で振り返りたいしせっかくならと。 もちろん料理すべてが美味しいのだが、それは私がここで

          意味を考えるきっかけとなったコース料理

          ポテトチップスの気付き2021

          自分であえてポテトチップスを買って食べる事があまりないから、ここぞというその一回のときについつい無駄に観察してしまう。この前もお花見のため久しぶりに買ったポテトチップスを見て面白かったので、ただただその気付きを書く。そういえばちょうど一年前のこの時期にも、ポテチについて書いていたなぁ。何なんだこれ、とちょっと思いつつ...! おしゃれ感漂うポテチ「Buena」 珍しそうな、あまり買ったことがないものにしようと手に取ったのがこの「Buena」。 カルディーや成城石井など輸入

          ポテトチップスの気付き2021

          十六島の展望台で出会った海苔漁師さんの話

          もち海苔って知ってますか。 今日は島根県日本海へ尖ってせり出す端、十六島(うっぷるい)で偶然出会えた海苔漁師さんに聞いた話について書きます。 雲南の雑煮はもち雑煮。そこへ入れる用の海苔がある!私は島根県雲南市に来るまでもち海苔って知らなかった。雲南のお雑煮は「もち雑煮」と言って、おもちに海苔を入れたものだそう。そこに入れる海苔は「もち海苔」と言われていて、それ用の海苔があるのだ。 ※画像元 こっちに来てから知り合った方と、残りの期間で行った方が良いところとして「もち海苔

          十六島の展望台で出会った海苔漁師さんの話

          行ってみないと分からなかった山陰の砂浜

          ちょうど先週、お怒りの電話をくださった方のもとへ行ってみました。 そうなった経緯はこちら↓ おじさんと無事対面、そして語る雨が降っていたので路面が凍結していないことに安心しながら、早朝から車を西へと走らせ約2時間。道が混んでいてギリギリになりそうと連絡を入れ、気を付けて来なさいよという一言に少し気持ちがほぐれながら到着。背の高いシャキッとしたおじさんは家の前に出ていたのですぐわかりました。 その方は普段から結構きつめな言い方になってしまうらしい。「まあまずは入ってコーヒ

          行ってみないと分からなかった山陰の砂浜

          まずは一緒に浜を見ようと結論づいた話

          市役所から慌てた口調で「今度の会について直接聞きたいことがあるという人から電話が。繋いでいいですか?」と連絡が。 島根県雲南市に来てからのご縁で、お隣の大田市からプラスチック汚染に関する勉強会のお話を頂き、来月行うために準備をしています。そんな中突然そんな電話がかかってきた。もちろんです、と返事をしたのも束の間、1分も経たないうちに電話がかかってきました。(はい、何となく雰囲気を察しますよね笑) 案の定、声が大きく口調も早く、ご年配の男性が怒っているようです。ひえ~と思い

          まずは一緒に浜を見ようと結論づいた話

          汚染物質のモニタリングは何のため?

          今日は、研究室として行っている汚染物質のモニタリングは、一体なんのためにやっているの?!ということについて話します。 水環境中の汚染物質を分析研究室全体としては、プラスチックだけでなく河川水、地下水、堆積物、海鳥の尾羽部分から出てくる身体を守るための油である尾腺ワックス、マッセル(ムール貝)等を分析しています。今はもっと他にも分析しているかもしれません。(なんでこれらを分析しているのか、というのはまた書ければと思います!)対象としているのは、それらの中に存在する残留性有機汚

          汚染物質のモニタリングは何のため?

          なぜ今さら研究の時のことを書こうと思ったのか

          先日、大学院まで続けた研究を始めた理由について書きました。でも院を卒業したのも2019年。何故わざわざ今になって過去の研究時代について伝えようと思ったのか書いてみようと思います。 興味のある若い人に実際を知ってほしいまずは、単純に自分が子供の頃にこういう話を聞きたかったからです。研究って聞くと、白衣・実験室・試験管...みたいなイメージしかなくて、ほとんどがやっていること内容についてしか情報がなかった。私だったら自然環境のように、とある分野に興味があったとしてそこには色々な

          なぜ今さら研究の時のことを書こうと思ったのか

          大学でプラスチック汚染の研究をした理由

          私は2019年まで大学院でマイクロプラスチックによる海洋汚染の研究をしていた。今日はどうして私がその研究を選んだのかまとめてみる。 元々プラスチックを研究するつもりはなかった ビビッ!ときて私があの研究室に行きたい!と思ったのは高校3年生の夏。自然や動物が好きだから漠然と「環境」というものに興味があった私は、それっぽい名前の学科を端から調べて見に行っていた。都市環境・環境工学という建築工学系は違うし、応用生物・応用化学という方面も違うな、とモヤモヤしていたところで出会ったの

          大学でプラスチック汚染の研究をした理由

          悔いがないように、2020年家族に対してしたこと

          年末に2019年12月31日に書いた日記を読んでみると、2019年最後の夜はじいちゃん・ばあちゃん・父と一緒にすき焼きを囲んでいたことを思い出しました。特に去年は悔いがなかったと思えたので、今年もそう在りたいと思いながら、家族とどう過ごしたかについて書いてみます。 学ぶことが好きだった元気おばあちゃん:先に書くと、父方のおばあちゃんが昨年7月末に亡くなりました。お弟子さんもいるような書道家、40歳から始めた社交ダンスやカラオケを楽しみ、最後にはPC教室にも通ったりラインでス

          悔いがないように、2020年家族に対してしたこと

          岡山城で歴史マニアの方に出会ってツアーしてもらえた話

          ※昨日の晩に書いていたのに寝落ちてしまいました。そのまま載せますw 徳島県への出張のあと、せっかくならと岡山に立ち寄ってから帰ることにしました。ということで今は倉敷のホテルで今日の行動を開始する前に、昨日のげきあつ体験をシェアしたく書いています。(徳島の出張も深く貴重な学びと出会いがあり、こちらも情報が交通渋滞しています。) 書きたいのと早く美観地区行きたいのとでどっちも焦るような変な感じになのでメモ程度に!! 朝決めた初岡山徳島駅に向かう帰りの車の中、たかこさんと日本

          岡山城で歴史マニアの方に出会ってツアーしてもらえた話