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ポテトチップスの気付き2021

自分であえてポテトチップスを買って食べる事があまりないから、ここぞというその一回のときについつい無駄に観察してしまう。この前もお花見のため久しぶりに買ったポテトチップスを見て面白かったので、ただただその気付きを書く。そういえばちょうど一年前のこの時期にも、ポテチについて書いていたなぁ。何なんだこれ、とちょっと思いつつ...!


おしゃれ感漂うポテチ「Buena」

珍しそうな、あまり買ったことがないものにしようと手に取ったのがこの「Buena」。

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カルディーや成城石井など輸入物を置いているところにありそうだけどメーカーはカルビー。パッケージも表側は吹き出しのカタカナ「ブエナ」意外は全部英語。ポテチのパッケージに風景が載っているのってあまり見ないなと思ったのと、海外っぽさ出しているけど海外ポテチのパッケージって風景載っているのかどうなんだ?と思いちょっと見てみたら...


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これとても似てるじゃん!って笑ってしまいました。意識しているのかな?どこでも、どこまでも、パクるのって大事なのだなと改めて。


あとは背景が白いところに白文字で「Calbee」と書いてあったり、全然メーカーを主張していないな~と思いました。この商品においては、お客さんにとってカルビーであるかどうかはあまり大切ではないと考えたのかな。

図2



キーワードは「Luxury」「贅沢な」

そして商品名のすぐ下には「Luxury potato chips for you」って、味の説明ではないという。

図3

しかもポテチに「Luxury … for you」って書かれているのはすごく印象が強いと思うし、あなたのための特別なものなんです、贅沢なんですってメッセージが全面的で分かりやすすぎる。
裏にも「贅沢な」という言葉があって、とにかくこのポテチは「贅沢なポテチであなただけの特別な時間を」というメッセージなんだな~とバリバリほおばりながら眺めました。


折れ曲がっているのも重厚感を出すためなのかな

これもLuxury感出すためなのか?と思ったのが、入っているポテチが全部半分に折れ曲がっているのです。これなんて4つ折り!笑

おれてる

だからすごくザクザクして、昔チップスターを欲張って3枚くらい重ねて食べたときのような満足感を感じました。(なんてかわいげのない..) そして折れ曲がって小さくなっているから、めちゃくちゃ口を大きく開いて食べることがないのでお上品感があるかな~とか。普通のポテチって大きいものは一口で食べられないか、無理やり大きい口で食べたりするじゃないですか。あれがなかったなと思いました。これも意識されてそうなっているのかな~、気になる。

裏の文章が英語から日本語に切り替わった模様

ちなみに、私が買ったのは先月(2021年3月)なのですがそのときは裏面の商品説明の文章が日本語だったんです。でも見ていたらどうやら少なくとも2020年5月くらいまではその説明文章も英語表記だったようで。

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日本語に変わったのは去年の秋冬頃からみたい。(気になって色んな人の画像を探ってしまいました、ええ) 裏でどんな議論があってそう変更されたのかとても気になる。全部英語(しかも筆記体っぽい)だと読む人が少なくてメッセージが伝わりきらなかったのかなぁ。日本語に替えてからどんな変化があったのかなぁ。今度お菓子のパッケージデザインとかやっている方に出会ったら聴いてみたい。


たまに何か一つのものを、特に定番のものをじっくり観察すると、けっこう変化があったりして面白いな~と去年のコロナ期にスーパー内を眺めていて思いました。またしばらくしたらポテチコーナー見てみよう。もし夜にポテチを食べたくさせてしまっていたらごめんなさい~読んでいただきありがとうございました!


画像出典:アマゾン、バズフィード

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