見出し画像

夫との答え合わせ。(689文字)


答え合わせをすると、
思っていたことと違うことがよくある。

「●と思ってるだろうな」

あれこれ想像し、違うと大抵がっかりする。
嬉しいほうに転ずることは不思議とすくない。
大抵「イラッ」か「シュン」


勝手に思って勝手に自滅。
恥ずかしっ。
かっこ悪っ。
「自分だけの中で起きた出来事だし」と
自分の中にそっと隠す。
自己完結。

でもきっと漏れてる。


相手にとっては、「なぞの不機嫌」
すぐに波立つし、津波になることもある。
そのややこしさをみせるのは
本当に身近な人、夫か息子だけ。

画像1


「●と思ってるだろうな」
本人に答えを聞く。

「●と思ってる?」
めんどくさいと思われてもいい。
きっともうばればれだし。

すると、
「△だと思ってた」
「□だと思ってた」
「何にも思ってなかった」
「?なんのこと」


聞けば一瞬で終わる。

画像2

ちょっと街に出てくるわ。
ちょっとやりたいことがあって。


聞かれたくないんだろうな。
聞かないでおこう。
もしやわたしにサプライズ?!
うれしい♡



おかえり♪
なーんだ 自分の服。
なーんだ 自分の用事か。
なぜ濁したの~。
なぜ期待したの、自分。
15年一緒にいても、会話が多くても
思い違いは未だにある。

「ちょっと見たいものがあって、今日出てくるわ~」

キタ!これ!


で、聞く。


「なに見るの?」
「新しいスニーカー見たくて」


答え合わせをするようになって、
自己完結物語は少なくなった。
いつも澄み切った「好き」
濁りも澱みもない。
だけど日々簡単におりはたまるから、
なるべくその時に掬い、クリアにする。


答え合わせのできる関係でありたい。
気軽に聞ける距離にいたい。

夫との二人ランチ。
カウンターに横並びの、インドカレー。
いつか二人でインド旅したい!

画像3


いただいたご厚意は、今後の執筆の原動力にさせていただきます。 これからも楽しんでいただける記事を執筆できるよう 精進していきます。 今後とも応援宜しくお願い申し上げます。