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NMNの正しい摂取方法|適切な摂取時間・摂取量は?


昨今、美容界・医療界で大注目されているNMNについて、
これまで2回にわたってNMNの紹介をしてきました。

過去記事
若返るサプリで話題の『NMN』ってなに?
騙されないNMNサプリの選び方

有名人でもMEGUMIさん、坂井真紀さん、神崎恵さん、実業家の堀江貴文さんらがNMNを摂取していることを公表しており、世間的な認知も高まってきています。

そんなNMNですが、「ただ摂取すればよい」という訳ではなく、正しい摂取の仕方をしないと逆に危険であると、NMN研究の世界的権威である、ワシントン大学医学部 今井眞一郎 教授は警鐘を鳴らしています。

今井教授の発言から、NMNサプリを摂取すべき時間、NMN摂取のリスクについてみていきましょう。

NMNを摂取すべき時間

 「NADは年齢と共に減少していきます。そこで、NMNを摂取してNADの量を増やしてやると、さまざまな機能が回復してくる。それが、NADブースターと呼ばれるようになった方法論です」

 NADの合成はサーカディアンリズム、つまり体内時計と深く関係しており、「マウスは夜行性なので夜、ヒトは昼行性なので昼、活動期にNADが上がるようになっています。そのリズムを正確に保つことがとても重要です。また、NMNを摂取するなら、NADが高い時間帯に合わせて飲む方がいいです」

出典: デイリー新潮

NADについては、過去の記事「若返るサプリで話題の『NMN』ってなに?」で詳しく解説していますので、そちらをご参照ください。

つまりは、体内でNADが活発になる昼に摂取すべきである、とのことです。
時間をずらしてしまうと、サーカディアンリズム(体内時計)に悪影響を及ぼしかねないため、知識として知っておくべきでしょう。

NMN摂取のリスク

 「特に日本では、NMN点滴療法というものが広まっています。私はこのNMN点滴療法に関しては、非常に気を付ける必要がある、と言い続けています。実は、NMNを摂取し過ぎると、NADを逆に壊してしまう酵素のスイッチがオンになることが分かっているのです。つまり、むやみやたらに体内にNMNを入れるのは良くない、といえると思います」
 これはサプリに関しても同様で、 「最近、NMNの原料の価格が暴落しており、数年前の10分の1程度になっています。大量のNMNを摂取しようと思えばできるような安い商品も市場に出回っているのです」

出典: デイリー新潮

今井教授は、NMNの過剰摂取には、NADを逆に壊してしまうリスクがあると言います。
NMN点滴療法が広まってきていますが、効率的にNMNを体内に吸収できる反面、NMNの過剰摂取には注意が必要である、と警鐘を鳴らしています。

 今井教授は、「NMNの安全性が証明されているのは、あくまで経口による摂取です。これは、経口の場合、腸管でNMNが必要以上に吸収されないようセーフガードシステムが働くため。筋肉が衰え、運動障害が生じるALS(筋萎縮性側索硬化症)の一部の患者で、SARM1が活性化し、常にスイッチが入った状態になってしまう突然変異があることも分かっています。ですから、継続的な点滴で血液中に高濃度のNMNを注入したら、SARM1が何度も活性化されて神経障害が起こる可能性が十分考えられます。現時点ではNMNの点滴療法は勧められません」と指摘した。

出典: Beyond Health

いろいろNMNについて調べていたところ、「NMNの副作用はない!」といって、サプリメントや点滴を勧めているのをWebサイトを多数みました。
ですが、世界的権威である今井教授が警鐘を鳴らしている以上、リスクは確かに存在すると考えるべきだと私は思います。
摂取するにあたっては、しっかりとリスクも頭に入れたうえで、ご自身で判断をお願いします。


今回はここまでです。
如何だったでしょうか?

私は、これまで何となく飲んでいたNMNサプリでしたが、飲む時間と適量を守りつつ継続したいと思います!

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