2021年2月の記事一覧
ヨガは流行から定着へ
ヨガというカルチャーは
流行から定着へと
変わってきています。
これは日本だけじゃなく
世界各国を見渡しても同じで
ヨガは世界中で
市民権を勝ち得たと
僕は思っています。
定着というフェーズに入ったヨガの
これからのキーワードは
「広がる」ではなく
「深まる」です。
ここでひとまず
流行のフェーズと
定着のフェーズを
整理しましょう。
▼流行のフェーズ
キャッチーで新しいコンテンツが増えて
頑張り過ぎちゃう方へ
ハタ・ヨーガ一般的には
ポーズをするヨガのことを
ハタ・ヨーガと言います。
そこから派生して
いろんな名前が付けられ
たくさんの流派に枝分かれしているように見えますが
基本的にヨガマットの上でポーズをしているのは
全部ハタ・ヨーガという流派です。
ハタとは「力」という意味がありますが
もっと分解すると
「ハ」は陽エネルギー
「タ」は陰エネルギー
と解釈されています。
つまり
ハタが意味する「
始めは毒、終わりは甘露
ヨガでは
「一つのことを続ける」というのは
尊くて価値がある
とされています。
一つのことをコツコツ続ける努力のことを
勤修(アヴィヤーサ)と言います。
ヨガの代表的な経典「バガヴァッド・ギーター」では
勤修(アヴィヤーサ)のことを
このように言っています。
勤修は、最初は毒のようであり、終わりには甘露となる。
これが幸福だと言われている。
(バガヴァッド・ギーター18-37)
やはり何事
善い人じゃなくていい
医療の現場では
治療的自我(Therapeutic Self)
という言葉があるそうです。
これは医師の知識や技術だけじゃなく
「内面的な人間性」が
治療に大きな影響を与える
という考え方です。
これはヨガも一緒です。
生徒さんの心の深い部分に
ヨガを届けてくれるためには
先生としての技術だけではなく
そもそもの
人間としての心の在り方が問われる
ということなのです。
だからと言って
今ヨ
優れたヨガ指導者は○○を知っている
レモネードスタンドレモネードスタンドをご存知でしょうか?
アメリカの子供達が
家の前などで
レモネード屋さんをオープンして
お小遣いを稼いだりするヤツです。
そういった文化がない僕たちからすると
「子供のおままごとでしょ?」と思ってしまいそうですが
このレモネード、意外と売れるらしいのです。
今回は
このレモネードスタンドをヒントに
「ヨガの伝え方」についてを考えていきます。
ヒト消費まず
良さに気がつくタイムラグ
僕は昨年から
毎日ヨガのお話を書いていて
大変ですが
継続することによるメリットも見えてきたので
よし!まだまだ続けよう!という
プラスのモチベーションが働いています。
何事もそうですが
「良さに気がつくタイムラグ」
というものがあります。
本当に良いものは
時間をかけないと
その本当の良さに気がつけません。
ヨガの世界なんかはまさしくソレで
勉強すればするほど奥が深くて
そこに時間をかけれ
陰極まれば陽となる(後編)
中国の道教の教えでは「陰極まれば陽となる」と言われます。考え方次第で、ネガティブはポジティブに変わるというのが今回のお話です。
前編はこちら
人生は苦行人生=苦という教えは
仏教にも伝わっています。
それを「一切皆苦」と言います。
この一切皆苦は
四法印という
4つの根本的な教えとされるほど
仏教では重要視されています。
《四法印》
諸行無常・・・物事は変化する
諸法無我・・・「私」に実体は
陰極まれば陽となる(前編)
中国の道教の教えでは「陰極まれば陽となる」と言われます。考え方次第で、ネガティブはポジティブに変わるというのが今回のお話です。
輪廻からの解脱インドの宗教観や哲学観には
輪廻転生という概念が根付いています。
人の死は「着替え」と捉えられていて
古い肉体を捨て
新しい肉体に着替えて
また一から人生をスタートさせる
と考えられています。
そんなインド思想では
人生=苦
と表現されます。
この考え