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需要と供給

「時代的にオンラインレッスンの需要があることは知っているが
なかなかやる気になれない」
というヨガインストラクターの声を
よく耳にします。

こういった
需要と供給のミスマッチは
よくありますよね。

需要と供給の関係性は
大きく分けて
4パターンあります。

A.自分がやりたい+相手が求めている=◎
B.自分がやりたい+相手が求めていない=△
C.自分がやりたくない+相手が求めている=△
D.自分がやりたくない+相手が求めていない=×

Aのケースは最高ですね。
こういう状況であれば
思う存分フルスイングが出来ます。

Dのケースは考える余地もなく
やらない方がいいケースです。

ということで
考えるべき問題は
BとCのケースです。

このBとCの問題はどちらにせよ
自分を優先するか
相手を優先するか
という問題です。

これはもちろん
ケースバイケースで変わる問題ですが
「普段の自分はどちらを優先しやすいタイプか?」を
把握しておくのは大事だと思います。

人は無意識下で
認知や判断の癖というものがあります。

口癖や行動の癖があるように
認知や判断という心の動きにも
癖があるのです。

あなたは
「自分の想い」と
「相手の想い」の
どちらを優先しやすいタイプですか?

「自分の想い」を優先し
自分がやりたいことをやる!と判断することが多いタイプであれば
「もう少し相手の立場になって考えてみようかな」と
心のアプローチをすることで
バランスの取れた判断が出来ますよね。

このように
無意識的な自分の心の癖を知ることが出来ると
意識的にバランスを整えることが出来るようになります。

これはどちらかを選び
どちらかを捨てるという選択の問題ではなく
バランスの取り方の問題です。

ですから
自分の想いも
相手の想いも
どちらも必要な要素なのです。

自分の想いという「主観」がないとフルスイング出来ないし
相手の想いという「客観」がないとそれを伝えることが出来ない

だから
両方のバランスが大事なのです。

バランスという言葉はとても便利で
その言葉だけで済ませてしまいやすいですが
そのバランスを上手にとるために
まずは自分の認知や判断の癖を知ることから
始めてみると良いですね。

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