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優れたヨガ指導者は○○を知っている

レモネードスタンド

レモネードスタンドをご存知でしょうか?

アメリカの子供達が
家の前などで
レモネード屋さんをオープンして
お小遣いを稼いだりするヤツです。

そういった文化がない僕たちからすると
「子供のおままごとでしょ?」と思ってしまいそうですが
このレモネード、意外と売れるらしいのです。

今回は
このレモネードスタンドをヒントに
「ヨガの伝え方」についてを考えていきます。


ヒト消費

まずはじめに
なぜ子供が作ったレモネードが売れるのでしょうか。

まあレモネードですから
そんなに味にばらつきはないとは思いますが
でもやっぱり子供の作ったモノよりも
コンビニに買った方が手軽だし
自分で作った方が美味しいレモネードになるはずです。

まあ答えは簡単で
「子供が頑張って売っているから」です。
これにつきます。

これが例えば
「ハンバーガー」でも良いし
「似顔絵を描きます」でもいいかもしれません。

要は「何を売るか」ではなく
「誰が売るか」という問題なのです。

大人が売っても売れないものを
子供が売ったら売れてしまうのです。

つまりお客さんは「モノ」を消費しているのではなく
「ヒト」を消費しているのです。


ヨガの先生が商品

この考えをヨガに当てはめると
生徒さんはヨガを消費しているのではなく
ヨガの先生を消費しているということになります。

そう考えると
ヨガの先生は
自分が商品であること
を意識しなくてなりません。

あなたがヨガの先生の場合
生徒さんは
商品であるあなたを消費しているということになります。
ヨガなら何でも良いわけではなく
あなたのヨガだから良いのです。

なので
まずやるべきこととしては
ヨガの歴史を知る前に
自分の歴史を知る必要があります。

つまり
自分自身を深く洞察する作業です。

優れたヨガ指導者は
自分のことをよく知っています。

自分を深く知って
それをヨガに乗せて伝える。

自分はどんな生い立ちで
どんな風に育ってきたのか。
何を一番大切に思っていて
ヨガでどんなことを伝えたいのか。

こういった部分が
明確になればなるほど
自分という商品の魅力がわかってきます。
魅力がわかれば
あとはそれを前面に押し出して
ヨガを伝えればいいだけです。

個性は探すものでも
出すものでもなく
存在そのものが個性なのだから
外からの評価基準を当てはめて考えるのをやめて
自分の内側を見ていればそれで十分です。

そうすれば
伝えたいことが
伝えたい人と伝わるべき人に
伝わるはずです。

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