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ヨガと食事

僕は今こうして
ヨガというものを
生活の中心にして暮らしているのですが
じゃあどんな想いでヨガレッスンをやっているの?とか
改めてヨガを通して伝えたいことは何?と聞かれると
ちょっと回答に困る自分がいます。

心の表面の部分をすくって言えることは
たくさんありますが
もっと心の奥深くを見て
正直に話すとするならば
「こんな想いでレッスンやってます!」とか
「ヨガのこれを伝えたい!」とかは
あんまり強い想いが無いのが事実です。

そんな中
昨年RYT200の合宿コースを開催して
再確認できたのは
僕は
ヨガで何かを伝えたいという発信の部分と言うよりも
ヨガで繋がった人たちと一緒に造る空間が好きで
ただそこに居たいだけ
という想いでした。

合宿中にキッチンで
生徒さんさんが作ってくれた
キュウリの漬物をボリボリ食べながら
何気ない会話をしていましたが
僕はあの空間を求めて
ヨガをやっているような気がしています。

「ヨガの素晴らしさを世の人たちに広めたい!」
というよりは
「ヨガの仲間ときゅうり食べながら世間話をしていたい」

というのが
僕のヨガに対する正直な想いです。

そう考えると僕は
「ヨガ」×「食事」に対して
重心を傾けているのかもしれません。

ここで言っている「食事」とは
栄養素がどうとか
オーガニックがどうとかではなく
「人が人のために作った温かいゴハン」のことを指しています。

人が作ってくれたコハンは
自分で作ったものや
買ってきたものよりも
数倍美味しいですよね。

そう考えると
どうやら「美味しい」の定義は二つあって
一つは舌や胃を満足させるもの
そしてもう一つは
「心の味覚」を満足させるものです。

この心を満足させるという部分においては
ヨガが目指しているところと全く同じなのだと
僕は考えています。

おわり

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