満天の星空にであえる町 KIMINO
●なにも無い町?
東京から遠く離れた「和歌山県の紀美野(きみの)町」でワーケーションをしてきました。「最高の”ない”」が地元の人の口ぐせ・・・でも予想に反していろいろ”オモシロイ”体験があったのでカキカキします。
●星空を観に行く @みさと天文台
紀美野町は「星空の町コンテスト」で選ばれたことがあるぐらい、”星がきれいな町”。町中からでも夜は明かりが少なく見上げれば星空が楽しめます。そして山の上には「いくらお金がかかってるの??」というぐらい超巨大望遠鏡(レンズ1・0・5センチメートル!)があるのだから、一度は行ってみたいと。いざみさと天文台へ。
「望遠鏡をのぞくと“めんたま”(目玉)が105cmにでっかくなるよ~」
ツアーガイドの話が面白いこと・面白いこと!一緒のグループにいた小学生の子供たちのテンションがすごかった笑。
星空を自動で追尾する超巨大望遠鏡と天体ドームは、ロボット・機械仕掛けが大好きな男の子・お父さんにはたまらないかと。
天体ドームのベランダから眼下に見下ろすと、南半球の星空が見える!見える!(プロジェクションマッピング)。上を見上げれば北半球の星空、見下ろせば南半球の星空、空中には惑星群の3Dホログラム。まさかここまで星空の世界に没頭できるなんて知らなかった!(日本でここだけらしい)
どうやら教育目的で建てられた施設で、積極的にPRしていない模様。逆に穴場的スポットで濃い時間が過ごせました!
※ツアー参加するには要事前予約、現地までは車で行く必要あり
●山頂の絶景 @生石高原(おいしこうげん)
山頂からの絶景、みたことありますか?普通なら人の足(山登り)で2~3時間はかかるその景色、車で登って見れてしまうスポットがあるらしい。宿のご主人に連れて行ってもらいました。
風景に飲み込まれるってこういうことか・・・
3つ先の山々まで見通せるこの開放感、圧倒されました!遠く和歌の浦(和歌山市)の海岸線まで見えました。秋には黄金色のすすきに囲まれて、フォトスポットもあって、それは人気になる訳だ、とひそかに納得。
※生石高原
●室町時代から続く日本の原風景 @中田の棚田
ここも宿のご主人に連れて行ってもらった絶景スポット。穏やかな景色を見ながらご主人とだべっていたら時間が過ぎていて、危うくレンタカー返す時間に遅れるとこでした笑。
1425年(室町時代)に記された文献から既に棚田が広がっていたらしい。600年以上続くまさに「日本の原風景」。
数年前までは耕作放棄がすすんで荒れ果てていたところ、地元の住民(宿のご主人もその一員)が毎週のように手入れを続け(しかもボランティアで!)、もとの姿になってきたらしい。ここで読書をしたり、テレワークしたり、一日中のんびり過ごしたい(今度きたとき、ウッドデッキができていないかなぁとひそかに祈る)。
※中田の棚田再生プロジェクト
●まとめ:自然にかこまれた良いとこ
今回は、1日分ぐらいの仕事とノートパソコンを持ち込んで、1日分ぐらいのんびりしたいなと思って紀美野町に滞在しました。拠点は築”100年以上”の古民家。おもむきがありました。おこた(こたつ)でカタカタお仕事(みかんが欲しくなるとこ。旬はもう少し先泣)。この古民家の宿だけでもいろいろオモシロイのですが、それはまた今度カキカキします。
紀美野町は生石高原やおしゃれなカフェ・レストランも有名ですが、ゆっくり滞在すると夕方~夜~明け方と素晴らしい風景に出会える場所でした。穴場スポットも多く、のんびり楽しめるとこです。
●紀美野町の情報
■きみのめぐりコンシェルジュ ~ 観光協会の町内情報まとめ
■きみのイベントカレンダー ~ イベント、お店の営業情報など
■写真で観る紀美野
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