コミュニケーションで効果を発揮する「まぁいっか」という魔法の言葉
【1分で読めて意味のある情報】
こんにちは、旅人先生Xです。
今日は、子どもたちの様子から学んだ「コミュニケーション」について書いていきたいと思います。
目次は、以下の通りです。
①コミュニケーションは自分の思い通りになるわけじゃない
相手の考えや感情には影響を与えることができますが、強制することはできません。
それを前提にすると
✅コミュニケーションは自分の思い通りになるわけではない
といえるかなと思います。
当たり前といえば当たり前なのですが、ついついこのことを忘れてしまうことが私自身もあります。
授業で行っていた子どもたち同士の話合いのまとめの時、ある子が、
✅「それぞれ違うから完全に納得ってわけにはいかないかもだけど、みんなで楽しくできるように工夫していこう」
と言っていて、「確かに、それが大切だよな」と考えさせられました。
子どもたちのコミュニケーションを見ているとこのあたりの感覚や対応の仕方について、本当に勉強になります。
②思い通りになると思うから生まれる「なんでだよ!」
先ほどの話合いの例とは反対に、
✅「自分の思い通りになる」という前提に立っていると「なんでだよ!」という怒りにも似た気持ちを抱くことになってしまう
と思います。
みんな自分の意見を分かってくれない、聞いてくれないという気持ちも湧いてくることでしょう。
こうなってしまっては、自分も周りもあまりハッピーな展開にはならないことが多いように感じます。
こうしたことを防ぐためには、
・意見を出す場を設ける
・考えを一つのアイディアとして上手く生かせないか工夫する
というプロセスを経ることが大事だと思います。
このプロセスを経たかどうかで、話合いやコミュニケーションが終わるときの納得感が全然違うからです。
上手くコミュニケーションをしていくには、このことを忘れないようにするのが大切なのかもしれません。
③大事なのは、まぁいっか?
全てが思い通りになるわけではないコミュニケーションですが、人と交流することで、視点が広がったり、楽しい気持ちになったりすることもあります。
先ほどの話合いの例では、意見を聞いてもらっても「納・得・い・か・な・い!!」という主張がでてしまうという展開もあり得ます。
そうなったら、合意形成どころではないですよね…
実際に可能性としてはあるわけです。
ですが、多くの場合は、工夫してやってみよう!という活動をしていきます。
なぜなのか気になったので、ある時、子どもに聞いてみました。
すると、
「なんか、まぁいっかと思ってやってみることにしました。」
と話してくれました。
ちょっと突っ込んで、「どうしてまぁいっかって思ったの?」と聞くと
「なんかずっと言ってても何もできないし、別の意見も悪いってわけじゃないから」
とのことでした。
なるほど、そういうことだったか。
「まぁいっか」、今まで適当な言葉だと思っていましたが、見方が変わりました。
今回書いた出来事で私は、
✅「まぁいっか」は、コミュニケーションをする上で、とても大事な歩み寄りの言葉として注目して良いのではないか
と思いました。
まぁいっかと思えるかどうか、それを増やせるかどうか。
これは、話し合う時だけでなく、普段のコミュニケーションでもきっと有効です。
みんな色んな考えがあるのだから、細かいことをこだわりすぎると上手くいかないことがある。
そんな時は、「まぁいっか」を使って、合意形成をしていくことができる。
✅合意形成は、「みんなのまぁいっかポイントを探していく」ということなのかもしれません。
今まで、言い訳する時に良く使ってしまっていた言葉でしたが、これからは、「まぁいっか」をコミュニケーションで上手く使っていきたいと思います。
今回は、以上になります。
お読みいただきありがとうございました。
この記事が少しでも皆さんのお役に立てば嬉しいです。
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