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教育を正解主義から修正主義へ


【1分で読めて意味のある情報】


こんにちは、旅人先生Xです。

今日は、プロセスエコノミーからの学びである「正解主義から修正主義への移行」について書いていきたいと思います。

子どもに関わる方には、特に大切なことだと思いますので、ぜひお読みいただいたり、共有したりしていただけると嬉しいです。

目次は、以下の通りです。


①正解主義とは?


正解主義は、プロセスエコノミーでも紹介されている藤原和博さんの話していたことです。

以下は、こちらの日経の記事からの引用です。↓↓↓


このシンポジウムで藤原さんは、正解主義とは、

学校で「問題の答えは一つしかない」という視点で教育をすること。
「液体と気体の違いはこう覚えなさい」と,答えを限定して教え込むことで,子供たちは「すべての物事には決まった回答がある」と思い込んでしまうこと

だと話しています。


また、藤原さんは、

✅「仕事とは,(一緒に仕事をするチームが)ギリギリのベクトル合わせを常に続けること。正解主義ではなく修正主義なのだ」(藤原氏)。若者の離職率が近年,増加傾向にあるのも,こうしたギャップに遭遇した若者が「自分にとっての正解がこの会社にはない」と判断を下すから

と推測しています。




ちょっと極端な物言いな気もしますが、子供たちが「すべての物事に対して正解がある」と考えてしまうという傾向にあることは現場で働いていても少し感じることがあります。

もっというと「わかりやすい答え」を求めがちな傾向にあるような気がします。

明確な「わかりやすい答え」がある方が、思考も楽ですから、そうなるのも無理はありません。

また、

✅学校教育では、一般的なテストなど、正解がある問題に取り組むという機会が多いため「物事に答えがあるもの」と考える傾向になって行きやすいのかもしれない

と私は感じています。

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②修正主義とは?


今回書いている修正主義は、藤原さんの述べた正解主義の反対と捉えています。

※修正主義は、世の中では、修正マルクス主義などの別の意味で用いられています。今回は、こちらとは別の物として考えます。


藤原さんの述べている修正主義を私なりにざっくり書くと

✅学校で「問題の答えは一つとは限らない」という視点で教育をすること。

なのかなと思います。

正解主義では、子供たちは「すべての物事には決まった回答がある」と思い込んでしまうこととありました。

修正主義では、子供たちに「すべての物事に決まった回答があるとは限らない」と考えてもらうことなのかなと私は捉えています。

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自分の子供との関わりを振り返ってみると、修正主義にかなり近い意識を持っていたように思います。

ただ、しっかりと正解主義との明確化や考えの言語化ができていなかったと感じます。

今回プロセスエコノミーを読んだことで、改めて藤原さんのいう正解主義と修正主義について考えることができたのは、私にとっては良い機会でした。





③生活へ修正主義を取り入れる具体的な方法


最後に、生活へ修正主義を取り入れる方法について考えてみたいと思います。

生活に修正主義を取り入れるためには、

✅物事の答えは、一つとは限らないということを前提にすること
✅多様な考えがあり、自分の考えもその一部であること

を意識することが大事だと私は思います。

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ざっくりいってしまえば、

✅考え方を変えて生活することが大事

ということです。




修正主義を上手に生かしていくためには、上記のように考え方を変えた上で、

✅周りの人と折り合いをつける経験を積む

ということが大切になると私は思います。




学校現場や家庭での教育では、他者と折り合いをつけるという活動が多く存在しています。

ですから、

✅まずは子どもに関わる大人がそうした折り合いをつける場面で修正主義の考え方を意識して子どもと接することが重要になる

と思います。

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今回は、以上になります。

お読みいただきありがとうございました。

この記事が少しでも皆さんのお役に立てば嬉しいです。

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