📰ICT支援員とGIGAスクールサポーター等のちがいについて

みなさん、こんにちは、旅人先生Xです。

ICT支援員、GIGAスクールサポーター、ICT活用教育アドバイザーといったあまり聞きなれない単語が資料の中に頻繁に登場するようになりました。

意外とそれらの差異について知らない方もいるかと思い、今回は、それら３つについて整理をしてみたいと思います。

今回は、ICT教育やGIGAスクール構想に関わることについて知りたい方についてオススメな記事です。

目次は、以下の通りです。

1⃣３つの仕事の概要

まずは、ICT支援員、GIGAスクールサポーター、ICT活用教育アドバイザーの仕事の概要について簡単に確認したいと思います。

文部科学省の資料をかいつまんで整理すると

ICT支援員➩授業計画の作成支援、ICT機器の準備・操作支援、研修支援
GIGAスクールサポーター➩ICT環境整備の設計、工事、事業者対応
ICT活用教育アドバイザー➩ICT環境整備の計画やセキュリティ対策

といった役割等があるようです。

※こちらが参考にした文部科学省のHPの画像です。

主に、

教員の実務面についてがICT支援員の役割
環境整備面についてが、ICT教育アドバイザー、GIGAスクールサポーターの役割

となっているようです。

これだけでも、大分理解がしやすくなります。

サポーターとかアドバイザーとか色々カタカナで書かれても、何をする人なのか理解しにくいですよね😇

一度分かってしまえば、混乱することは少なくなるかなと思います😊

教育委員会や外部との連絡・連携の窓口になっている教頭・教務以外の学校に勤めている方は、基本的にICT支援員さんとのコンタクトしかとらないかなと思います💡

そんなわけで、ICT支援員さんについてもう少し詳しく考えてみたいと思います。

2⃣ICT支援員について

文部科学省の資料には、

教育委員会がICT支援員を募集して、各校に配置する
日常的な教員のICT活用の支援を行う

とあります。

また、資料にも小さく書いてありますが、

４校に１人分、地方財政措置

とあります。

学校のＩＣＴ環境整備に係る地方財政措置という資料がありましたので、コチラに載せておきます。

今まで私が調べた範囲ですと、恐らく、４校に１人が配置されていくのだと思います。

それ以上には、基本的にはならないのではないかと思います😌

となると…

４校に１人分ということは、基本的に一週間に１回、たまに２回来て下さる計算です。

１学年約３０人３クラスで、１校６００人くらいの学校の場合で考えてみます。

すると、1人の支援員さんは、約２４００人分のPC関係のトラブルやら、教員の指導の補助をすることになります😥

トラブル関係は、３時半ごろまでだとしても、その後、授業の準備をしたい教員に引っ張りだこになって、かなり多忙なのではないかと思います😭

正直、ICT支援員さん、かなり大変だと思います💦

現行の制度の場合は、まだなんとかなると思いますが、本格的な一人一台の端末の導入がなされて、子どもたちが活用し始めると、授業もそうした工夫をする機会が増えます。

すると、自然とICT支援員さんの出番も増えることになります。

日常の支援で週に一回しか会えないとなると、かなり人も相談しにくると思います。

このあたりは、実際に始まってみないとどれだけ大変か等について、伝えにくいですが、ちょっと考えただけでもかなりキツイと想像が付きます🤦‍♂️

ICT支援員さんがのびのび力を発揮していくためにも、地方財政措置をもう少し手厚くして、せめて２校に１人とかにできないものかなぁと個人的には、感じています。

💌読んで下さった方々へ

最後までお読みいただきありがとうございます。

GIGAスクール関係の方は、今かなり多忙な時期だと思います。

本当に頭が下がります。ありがたいです。

ICT支援員の方は、これから特に大変になってくることが予想されます。

✅支援員の方に丸投げするのではなく、一人一台の端末の導入に向けて、教員もスキルアップを図っていく必要がありそうです。

「できない～」ではなくて、「どうしたらできるかな？」という視点で考えることを積み重ねていくその姿が子どもへのとても良い手本となると思います。

私自身も、しっかりと学んでいきたいと思います❕

この記事の内容が、どなたかのお役に立てば幸いです。

これからも学校現場のことや教育、仕事に役立つことを書いていきます🔥

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