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「共同編集」から見えた教育活動の新たな可能性
【1分で読めて意味のある情報】
こんにちは、旅人先生Xです。
今日は、「共同編集を用いた活動から感じたこと」について書いていきたいと思います。
目次は、以下の通りです。
①共同編集って何??
共同編集はPCのアプリなどで同じファイルを同時に操作することです。
共同編集は、主にインターネット上にファイルをしまうクラウドのサービスを使っている場合に使用することができます。
一人一台端末の導入によって、環境整備がされましたが、ほとんどの学校はクラウドサービスを用いていると思われます。
そのため、共同編集はどの学校でも試すことができる活動になります。
Microsoftのアプリケーションだと、Wordや PowerPointで共同編集を行うことが多いかなと思います。
PowerPointの場合、一つのファイルでそれぞれが違うスライドを作成しながら一個のプレゼンテーションを完成させていくというイメージです。
割と想像しやすいのではないでしょうか。
現場で活用していく中で、共同編集を用いることで子どもの活動がさらに活発になっていくと感じます。
次に、共同編集から見えた新たな可能性について書いていきたいと思います。
②共同編集から見えた新たな可能性
共同編集から感じた新たな可能性は、
・今まで以上に子どもたちが協働しながら学ぶことができる
・場所に縛られずに主体的に協働できる
ということの2点です。
紙媒体だけの時より、一人一台の端末をもっている時のほうがはるかに友達と一緒に作業しやすくなりました。
また、学校でおなじ空間にいる友達とだけでなく、オンラインで授業に参加している人とも一緒に作業することも可能になりました。
それだけでなく、学校が違う場合や住んでいる国が違う場合でも共同編集の機能で一緒に活動することが容易になったのです。
これは、とても素敵なことではないかと思います。
自主的な学習においても、どこかに集まってできなくても、家庭で共同編集をしながら一緒に活動することができるようになりました。
例えば、「海の生き物について一緒にしらべてみよう!」となったとき、誰かは図書館で、他の誰かは家で…ということもできるわけです。
場所を問わずに協働できるというのは新たな可能性といっても良いのではないでしょうか。
共同編集の一部分だけを切り取ってみてもこれだけの変化があるのですから、工夫の仕方によっては子どもたちが今までよりもさらに自由に協働して学ぶことができるようになってきたといえると思います。
③子どもが今までより自由に主体的に学ぶことができる時間が増やせるのではないか
さきほど書いた通り、共同編集だけをみてみても、
✅子どもたちが今までよりも遥かに自由にそして主体的に学べるようになってきた
と言えると思います。
このことから、子どもたちの学び方もまた少しずつ変わっていくと考えられます。
今まで通り、教室で先生がリードしながら知識や技能を伝えるということも大切だと思います。
ですが、これからはそれに加えて、「自由にどう学んでいくか」を学ぶ時間や「自由に学ぶ時間」も設けていくと良いのではないでしょうか。
特に、「どう学んだらいいのか」と言うことに関しては、いくつかの経験が必要だと思います。
最初はいくつかの例を体験しながら、自分のタイプや目的にあった方法を探していくことも有効かなと思います。
現在の学校のカリキュラムは結構キツキツと言いますか、ゆとりがあまりない状態です。
一人一台の端末の導入による環境の変化に合わせて、カリキュラムにゆとりを設けて、自由に学んだり、学び方を学んだりすることができるようになるといいなと感じています。
今回は、以上になります。
お読みいただきありがとうございました。
この記事が少しでも皆さんのお役に立てば嬉しいです。
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