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私のサンタさんの話


【誰もが持っていそうなちょっとした思い出話】


こんにちは、旅人先生Xです。

今日は、「私のサンタクロースの思い出」について書いていきたいと思います。

目次は、以下の通りです。


①サンタクロースが何者か知らなかった頃の私


幼い頃、サンタクロースの正体を知らないままクリスマスを楽しみにしていました。

私はサンタさんに手紙を書くということをしないという子でした。

そもそも手紙を書くという文化?というか知恵?のようなものがなく、いったい何が届くのだろうと毎年楽しみにしていたのです。

そんなわけですから、サンタさんのプレゼントに大満足する年とそうでない年があったように思います。

一番欲しいと思っていたものと違うものが届いた年は、

✅サンタさん、これじゃないで…

と幼いながらに思ったことやちょっと拗ねたという記憶があります。




ですが、

✅もらったプレゼントのおかげで新しく友達ができたり、新しいことを知るきっかけをもらったりできていた

と感じます。

当時の私はレゴブロックやゲームが大好きだったので、同じようなものを願っていたのですが、趣向に偏りがあった私は、ちょっと違ったクリスマスプレゼントのおかげで自分が豊かになっていました。

その頃は気づきませんでした。

ですが、とてもありがたいことだったなと今は感じます。




当然、手紙を書くという思考が皆無な当時の私は、ありがとうの手紙をサンタクロースに書くということもしないわけですから、ちょっと失礼な子だったかもしれません。




②サンタクロースの正体を知った時のこと


これは今でも鮮明に覚えています。

学校からの帰り道で友達が「僕サンタクロースの正体知っているよ」と話していたのです。

私は、「知りたい!」と友達に話しました。

「聞かないほうがいい」という友達に何度か聞いて、真実を教えてもらいました。




友達は、「サンタクロースの正体は、家の人だよ」と言いました。

私は、全く想像もしていなかったので、「えっ・・・そうだったの?」とポカンとしたのをよく覚えています。

そこからボーっと家まで帰り、悶々としたままお風呂の時間になりました。

父と弟と3人でお風呂に入ってるときに、

「友達がサンタクロースの正体はお家の人だって言ってたけど本当なの?」

と父に聞きました。




今でもその時のことをすごく鮮明に覚えています。

父はちょっと悲しいそうな、でも嬉しそうななんとも言えない表情で、少しの間だまって弟の頭の泡を流していました。

そして、ちょっと頷いて、「弟にはまだ秘密だよ」と答えました。




✅あの時の秘密を知った嬉しさと弟への秘密を父と共有した特別感で、とても不思議な気持ちになったことを昨日のように思い出せます。

こうして何年もの間正体不明の謎の存在だったサンタクロースは、親だったことを私は知りました。




正体を知って残念な気持ちになったという人も少なくないようですが、私は、知れて嬉しかったタイプです。

「毎年、親が自分のために用意してくれていたんだ。だから欲しいものをサンタクロースに言ってないのに、好きなものが届いていたんだ!なるほど!!」みたいなことを考えた記憶があります。

正体をしった私は、「これで毎年一番欲しいものが確実にもらえる」という夢のないようなあるようなことを考えました。

ですので、サンタクロースの正体を知った胸の熱と風呂で帯びた体の熱も冷めないうちに、当時欲しかったドンキーコングのゲームを頼みました。

なんともちゃっかりした子だったと思います。




③クリスマスが変わった


それからしばらくの間、私のクリスマスは、「好きなものをもらえる+弟への秘密を親と共有し、それを隠したまま過ごす」という今までとは違うものになりました。

なんかちょっと大人になった気持ちになりました。

実際は、心も体もモロに子どもなのですが、それでも当時の私はちょっと世の中の秘密を知ったことで少し大人になった気がしたのです。




弟が欲しいものを聞いて、コッソリ親に伝えた年もあったように思います。

私の中で、「人に喜ばせるって楽しいな」と強く思ったその時のことはとても大切な原体験の1つになっています。

✅クリスマスは、私の中でプレゼントをもらえるというただのイベントだったのですが、こうして少しずつ変わってきていたようです。

今回、久しぶりに思い出してみて、すごく良い経験になりました。

クリスマスイブ、ぜひ、あなたも自分のサンタクロースの思い出について振り返ってみてはいかがでしょうか。




今回は、以上になります。

お読みいただきありがとうございました。

この記事が少しでも皆さんのお役に立てば嬉しいです。

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