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【知っておくと面白い】砂山のパラドックス

【1分で読めて役立つ情報】

こんにちは、旅人先生Xです。

今日は、「砂山のパラドックス」について書いていきたいと思います。

目次は、以下の通りです。


①砂山のパラドックスについて


以下、Wikipediaからの引用です。

砂山のパラドックスとは、

✅砂山から砂粒を取り去っても依然として砂山のままだが、それから何度も取り続けて、最終的に一粒だけが残ったとき、その一粒だけを指して「これは砂山である」と言えるのか、という問題

です。

主に、定義や境界値が明確でなく曖昧な概念をどう扱うかという問題です。

ソリテス・パラドックスと呼ばれることもあります。



この砂山のパラドックス、多くの人が似たようなことを考えたことがあるのではないでしょうか。

日常生活で、こうした砂山のパラドックスが起きないようにするためには、どうしたらいいのかについて考えていきたいと思います。

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②砂山のパラドックスを防ぐ


どこからが砂山で、どこからが砂山じゃないのかというシンプルな問題ですが、

✅これはどこが境界線になっているか明確じゃないというのが、ミソ

だと私は思います。

ですから、

砂山のパラドックスを防ぐためには、

✅境界線をどこにするかの共通理解をすることが大切

なのではないでしょうか。

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例えば、砂山という言葉を「砂が一キログラム以上まとまって積まれているもの」と共通理解してしまえば、そこを下回った時に、砂山ではなくなるわけです。

このように、

✅どこまでOKで、どこまでがOKじゃないという境界線を「共通理解」することで、砂山のパラドックスのような状態は防ぐことができる

と私は思います。





1キログラムと999グラム、ほぼ変わらないじゃんとなりそうですが、そういっていると、998は?997は?…と続いてしまいます。

砂山という言葉を誰かと一緒に正確に使うためには、やはりどこかで境界線が必要になるというわけです。

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③後出しじゃんけん的な境界線に注意


✅日常生活では、後出しじゃんけん的な境界線の出し方は反感を買うことになることが多いので注意が必要

だと思います。

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子どもたちの遊びのルールでも似たようなことがあります。

例えば、バスケットボール。

4、5人でやっていて、1人、2人と後から人が入ってくるとしましょう。
数人はOKでも30人コートに入ったら、危険ですよね。
だから子どもたちもどこかで、「もうだめだよ」となるわけです。
ですが、言われた方は、「なんでさっきまOKだったのに、急にダメなの?」となることが多いのではないでしょうか。

これが後出しじゃんけん的な境界線です。

先の例でしたら、バスケットボールのコートの定員は20人までという境界線を設けて共通理解する必要があるわけです。

とはいえ、常日頃、そうした境界線を設けて遊ぶという手間をかけるのは大変なわけです。

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ですから、先のような例の場合、定員に目を向けて躍起になるのではなく、上手く譲り合ったり、交換しながらやったりと柔軟に対応できるようにすることが大切だと思います。

また、今日紹介した砂山のパラドックスを知っておくのはとても有効です。

「あぁ、こうしてしまうと境界線がわからないから危ないもんな」と考えられたら、状況も理解できるようになります。

雑学も日常生活で意外と役に立つわけですね。

身近に潜む砂山のパラドックスを見付けたら、ぜひ上手く攻略してみてください!

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今回は、以上になります。

お読みいただきありがとうございました。

この記事が少しでも皆さんのお役に立てば嬉しいです。

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