セルフトークを生かして、考えを行動に移す
みなさん、こんにちは、旅人先生Xです。
今日は、考えを行動に生かしやすくなるセルフトークのご紹介をしたいと思います。
子どもへの指導にも活用できそうですが、今回は、大人が自分に活用するという目線で書いていこうと思います。
本記事のメインは、目次の③ですので、そこだけでもご覧ください。
目次は、以下の通りです。
① セルフトークとは?
自分と対話をする技術です。コミュニケーションには、必ず相手がいますが、あなたが最も付き合う相手は、他の誰でもないあなた自身です。セルフトークは、そんな自分と上手に対話をする技術だといえます。
【日本セルフコーチング協会HPより引用】
引用にもある通り、セルフトークとは、自分と対話する技術のことです。
人は、一日に、30000近く(もしくはそれ以上)の物事を考えていると言われているようです。
3万ってかなりの量ですよね。
例えば、「ご飯何たべよう」とか、「冷蔵庫の中に何入っていたかな?」、「ブロッコリー切ったのはあったはずだったけど、どうだったかな?」とかこういう何気ない日常の問いかけも含まれます。
相手がいなくても、日常的に、無意識に自分で自分に質問をしています。
② セルフトークの3つ技術
1 質問力-自分に質問をする力
2 文章力
3 検証力
1 質問力-自分に質問をする力
セルフトークでいちばん大切なのは質問力と言われているようです。
ひとりで何かを言っているのであれば、それはただの「独り言」です。
ただの独り言は、セルフトークとは、言えないのです。
人は質問をすることで、その質問に対して反応をします。
セルフトークは、自分に質問をして、その質問に答えることの応用です。
自分の質問に自分で答えたことは、現実の行動に反映されていくというわけです。
例えば、「今日何しようかな?」と自分で自分に質問をして、「今日は、読書をして、内容をまとめよう」と答えるとします。
すると、何も考えずに、ただ惰性で行動している時より、自分のやることが定まり、行動が起こしやすくなります。
簡単な例ですが、質問はかなり効果があります。
このような具合に、質問をする力は、セルフトークの大事な技術といえます。
2 文章力
自分に質問をするだけですと、自分と感覚レベルでの対話になってしまいます。
そのため、自分の考えをあえて外に出して、より分かり易くするとよいわけです。
いちばんよい方法は、「書く」ことだそうです。
文章力とありますが、ようするに、書く力といっても良いと思います。
私たちは、書くと自然と頭が働くようになっています。
頭の中で考えていることを書いて可視化すると、整理をしたり、その後の行動に生かしたりしやすくなりやすくなります。
3 検証力
3つ目は、検証をする力です。
検証をするというのは、自分がアウトプットしたことを客観的な立場で考えることです。
抜けや漏れがないか?
果たして正しいのか? 等々
2の書くと合わせて行うとより有意義なセルフトークが行えそうですよね。
検証をすることまで考えると、やはり頭の中だけでは、かなり難しくなります。
ですので、しっかりとセルフトークを行いたい場合は、文章力(書く力)を発揮して、考えを可視化するという過程を経ることが大切になってくると思います。
③ セルフトークを生かして、考えを行動に移す
いよいよ本記事のメインです。
考えを行動に移す際に、疑問型セルフトークというものを活用するとよさそうですのでご紹介します。
疑問型セルフトークは、セルフトークの名の通り、自分自身に疑問を投げかけていきます。
ポイントは、自分で考えていることを現実に落とし込んで、行動にうつしていくための疑問を投げかけていくことです。
今回は、5つの視点をご紹介します。
ある物事に対して、疑問型セルフトークで考えるとします。
私は最近、読書記録をまとめていくようにしようと思っています。
そのため、私の読書を例にしながら書いていきますね。
視点1 「自分は本当にできるのか?」
これを自分に聞くことで、脳が現実的に考えてくれます。
私の読書の場合でしたら、本を読んで、読んだことを簡単にまとめるというアウトプットをすることになります。
金銭的には、問題ありませんが、時間の使い方には注意が必要です。
そんなわけで、時間の使い方さえ、気を付ければやれるはずです。
こういった具合に、ぼんやりと「やるかぁ」と考えていることも「本当にできるか」と問うことで、現実に落とし込んで、行動に移しやすくなります。
シンプルですが、わりと有効な質問です。
視点2 「なぜ自分はこれをしたいのか?」
この質問では、やる理由ややることが自分の価値観に沿っているのかを考えます。
私の読書記録をとる理由は、インプットだけでなく、アウトプットをすることで、知識の定着を図ることです。
また、そうすることで、行動に移すきっかけを増やしたり、本を通したつながりを増やすというねらいもあります。
学びを通して、自分を成長させていきたいという価値観とも合致しています。
視点3 「どのように自分はこれをするのか」
この質問で、具体的な実践方法を考えます。
自宅では、空いた時間は、スマホではなく、本を手に取るというルールにして実践していこうと思います。
ついついスマホに手を伸ばし、時間を浪費してしまう特性がありますので、この方法を取ります。
また、ベッドに行ったら、本を手に取るという行動も習慣化がまだ中途半端なので、見直していきたいと思います。
4 「いつ自分はこれをするのか」
時間帯や期限を考えることで、行動に起こしやすくします。
読書は、帰宅後30分、家で湯船に入るとき、寝る前の3つの時間に分けて行います。
私は、最近、ベッドサイド用のランプを買ったので、寝る前の読書がしやすくなりました。
帰宅後は、ついついぐだついてしまうことが多いので、その対策のため、明日から早速試してみようと思います。
湯船は、YOUTUBEの閲覧に充てていましたが、スマホ版のkindleを導入したので、そちらを活用して読書に充てる時間を増やしていこうと思います。
5 「もっとうまくやるには?」
想定したことをより上手くやるための手段を最後に考えます。
もっとうまくやるための環境や道具、挫折したらどうするかなどについても考えておくと良さそうです。
私の場合、まずは、スマホで時間を浪費しないために、通知をきるようにしたいと思います。
もしも、いじってしまったら、タイマー付きの錠を持っているので、バックの中に30分封印をしたいと思います。
私は、スマホを使っているとついつい通知を見たり、検索をしたついでに何かしたりして気が散りがちなので、kindleの電子書籍リーダーを購入することを視野に入れています。
後は、ベッドの上では、スマホを不用意にいじらないように充電場所を変えるようにします。
ついつい充電器にさしたついでにサーフィンに出かけてしまうからです。(笑)
スマホで音声認識でメモを取っているため、そのあたりの兼ね合いを吟味していく必要はありますが、不用意にいじらない環境を整えていきたいと思います。
このような感じで、疑問型セルフトークを生かしてみると、考えたことを行動により良く行動に生かしやすくなるのではないかと思います。
ぜひ、みなさんもお試しください。
今回もお読みいただきありがとうございました。
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