🏫パーキンソンの法則を教育に生かす

みなさん、こんにちは、旅人先生Xです。

今日は、パーキンソンの法則を学校の教育に生かすということについて考えてみたいと思います。

目次は以下の通りです。

1⃣パーキンソンの法則ってなに？

いくつかの書籍でパーキンソンの法則というものを見かけました。

調べてみたところ、紹介されていたのは、Wikipediaに載っている第一法則です。

第一法則は、「仕事の量は、完成のために与えられた時間を全て満たすまで膨張する。」というもの。

以下にWikipediaの引用を載せておきます。

パーキンソンの法則
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』
パーキンソンの法則（パーキンソンのほうそく、英: Parkinson’s law）は、1958年、英国の歴史学者・政治学者シリル・ノースコート・パーキンソン（英語版）の著作『パーキンソンの法則：進歩の追求』、およびその中で提唱された法則である。役人の数は、仕事の量とは無関係に増え続けるというもの[1]。

具体的には、
第1法則
仕事の量は、完成のために与えられた時間をすべて満たすまで膨張する
第2法則
支出の額は、収入の額に達するまで膨張する
の二つからなる。

ちなみに、パーキンソンの法則は日本大百科全書で以下のように載っています。

【パーキンソンの法則とは】
イギリスの歴史学者・経営研究者パーキンソンCyril Northeote Parkinson（1909―93）が1957年に公刊した同名の書物によって有名になった、行財政の組織と運営における非合理な慣行の総称。

その第一「法則」は、公務員の数は、なすべき仕事の軽重とか仕事の有無に関係なく、上級公務員が出世するために部下の数を増やす必要があることから、一定の割合で増加するというもので、それを数式で表現している。

第二「法則」は、国の財政では、個人の家計と異なり、まず支出を決定してから収入を定める悪慣行があるため、課税は無限にあがるというもの。彼はこれを「かねは入っただけ出る」と表現している。

ちょっと、場所によって、第一法則は、捉え方が違うようです。

調べてみて、ちょっと「あれ？？」となりました。

原文やパーキンソンの法則について詳しく書かれている書籍を見たわけではないので、今回のパーキンソンの法則が正確な情報かという自信はありません。

正確かどうかはさておき、物事を考える一つの視点としては、大いに役立つと思うので、そのように考えて書いていきたいと思います。

というわけで、今回は、パーキンソンの法則の中の第1法則

仕事の量は、完成のために与えられた時間をすべて満たすまで膨張する

を子どもの教育に生かすという視点で考えていきたいと思います💡

2⃣課題に取り組むための適切な時間設定をする

仕事の量は、完成のために与えられた時間をすべて満たすまで膨張するのであれば、学校の授業で取り組む活動や課題にも同様のことが言えそうです。

つまり、

課題や活動での作業量は、感性のために与えられた時間をすべて満たすまで膨張する

と言いかえることができるかもしれません。

課題に取り組む作業の量を増やすことが目的ではなく、その課題に取り組む過程で何を学ぶかが大事だと私は思っています。

ですので、

✅適切な時間設定が大事である

ということが言えそうです。

※パーキンソンの法則が子どもの日常で実証されていないとしても、適切な時間設定をすることは極めて有効だと思います💡

時間を効率的に使って、学ぶことはとても大切なことだと思います。

しかし、効率ばかりを追って、常に時間のゆとりのない中で学ぶことも良くないとも思います。

ですので、

時間設定に対して自分なりのねらいをもち、子どもとねらいを共有しながら、活動していくことが大事なのではないかなと私は考えています。

💌読んで下さった方々へ

最後までお読みいただきありがとうございます。

闇雲に時間を沢山取ったり、逆にカツカツな時間設定にしすぎて、子どもが苦しくなったりすることが学校の授業ではままあります。

活動や作業の時間は、いつも短ければいい、長ければいいというものではないと思います。

ですので、

✅パーキンソンの法則のようなことを念頭におきつつ、子どもの状態やねらいを考慮して、柔軟に設定していく必要があるなと感じます。

どうしたら、子どもたちの成長に繋がるのかということを大切にしながら、時間の設定についても日々見直していきたいと思います。

この記事の内容が、どなたかのお役に立てば幸いです。

これからも学校現場のことや教育、仕事に役立つことを書いていきます🔥

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