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【短時間でやれる】夏休みからの再出発前にしておきたいこと

【1分で読めて役立つかもしれない情報(889記事目)】

こんにちは、旅人先生Xです。

今日は、学校の教員向けに「夏休み明けを迎える前にしておきたいこと」について書いていきたいと思います。

「なかなか夏休み明けへの気持ちが上がらないなぁ」という教員の方の励みになればと思って内容を考えました。

学校の教員向けの内容ではありますが、教員以外の方も「こんなこと気をつけているのかぁ」と感じていただければ嬉しいです。



目次は、以下の通りです。


①夏休み明けが嬉しい子も悲しい子もいることを頭に入れておく


「なんだこんなことか」と思われそうなものがきていますが、個人的には結構大事なことだと思うので、最初に書きました。

夏休みが終わって嬉しい子もいれば絶望状態の子もいると思います。

きっと、言葉には出さなくても、心のどこかで何かしらの思いを抱えているのではないでしょうか。

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休み明け、先生が元気いっぱいに学級を引っ張っていくことはある意味では効果的かもしれません。

のんびりスタートすることも効果的です。

どういうリスタートの切り方も数名の子たちには効果的です。

逆にどんな方法でも「ちょっときついなぁ」とか「なんかなぁ」と感じる子もいる可能性があると言えます。

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ですので、どういうリスタートの仕方をしたとしても、

✅色々な感じた方をする子がいることを意識して子どもと接する

ということが大事になってくるのではないかと私は考えています。

意識しておけば、そうした子に対するアンテナもより敏感になりますし、かける声も微妙に変わってきます。




ほんの少しの違いかもしれませんが、それが2学期の再出発の際には効いてくると感じています。

そう考えると

✅夏休み明けの子どもの気持ちを意思しておくことは、学級を子どもたちが安心して居心地良く過ごせる場所にする上で大切なこと

ではないでしょうか。

ちなみに私は、のんびり温かく迎えて、心の準備体操をしてから、ギアを上げていこうと子どもたちに話す予定です。

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②子どもにたくさん声をかける仕組みを準備しておく


「夏休み明けに子どもにたくさん声をかけてあげよう!」

そう考えている人はきっと多いと思います。




私も毎年、そのように考えて子どもたちと再会をしていました。

ですが…

ですが…です。

なぜかうまく子どもたちに声を掛けられなかったなと思うことが多々ありました。




振り返って、分析してみたところ、

夏休み明けのやることに追われて、子どもと接する時間や意識がキープできなかったことが原因

だと気づきました。

ですので、声をかける時間を確保する仕組みを準備しておくと良いと考えました。

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仕組みというとちょっと硬い感じがしますが、簡単な工夫のようなものでいいと思います。

例えば、

・夏休みの振り返りなどの作業の時間を設けておいて、課題の提出を一人ずつ行い、その際に声かけをする。
・子どもたちが全員と交流できる時間を設けて、そこに教員も混ざる。

といった仕組みです。

子どもたち全員と交流する時間が自然と生まれるように仕組んでしまうというわけです。

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この準備を夏休み明けにしておくだけで、スムーズにリスタートが切りやすくなると思います。

また、これらのちょっとした仕組み作りは、その後の活動でも大いに役立ちます。

子どもたちとの交流を意図的に設けて実行していくことは、学級を運営していく上で重要だと思います。

ぜひ、夏休み明けから活用してみてはいかがでしょうか。




③1週間の仕事の先取りをしておく


これは、短時間で全てやり切ることは難しいと感じそうなことです。

実際、「授業の準備を1週間分する」と考えたら、なんだか腰が重くなりそうです。

そこで、腰が重くならないようにポイントを絞って先取りをしてみることにしましょう。

私が絞ったポイントは以下の2点です。

・初日と2日目の授業の準備
・この先、1週間の予定の確認

これくらいなら、短時間で気持ちも重くならずにやれそうじゃないですか?

もし「はぁ…」と思っても、ここはなんとか一緒に頑張りましょう!!

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まず、初日と2日目の授業の準備をなぜするか。

それは、「子どもと会った時にすることがわからないと困る」「翌日の連絡の際に困る」というのが理由です。

ちょっとネガティブな理由ですが、ここを押さえておくと夏休み明けを失敗する可能性が低くなります。

なぜなら、最初から予定が分からなくてグダグダしてしまったり、いきなりの予定の変更などが発生して子どもが困惑したりすることが減るからです。





逆に、最初の2日間だけでも計画的に過ごせれば、その間にその先の準備も気持ちよくしていけるのではないでしょうか。

もちろん、1週間分の準備、さらにはもっと先まで準備をしてみても良いと思います。

✅「とりあえず2日分」と思ってやり始めてみると作業興奮みたいな作用が起きて「もうちょっとやってみようかな」と感じるかもしれませんので、試してみてください。

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最後に、もう一つのポイント「1週間分の予定の確認」について触れたいと思います。

夏休み明けは、先のことを確認するという意識が薄れるということが起きがちです。

当然ですが、先のことを知っておけば、予定をスムーズに進めることができます。

✅1週間分とはいえ、考えることもやることも先手先手で良い循環に入りやすくなりますし、不測の事態に対応する余裕も持てます。

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ぜひ、仕事のスケジュール表を使って、1週間分の予定を確認してみましょう。

確認するだけなら、記入も合わせたとしても、10分かからずにできると思います。

その10分は時間を生み出してくれる価値のあるものになると思います。

早速試してみてください。




私もしっかりチェックして夏休み明けを迎えたいと思います。

一緒に子どもたちと楽しくリスタートが切れるように行動していきましょう!!

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今回は、以上になります。

お読みいただきありがとうございました。

この記事が少しでも皆さんのお役に立てば嬉しいです。

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