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平和、とかいいたくないけど平和を語っちゃう系

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平和とか、ピースとか、けっこう考える。やわらかく、笑ってみんな生きていきたいじゃんね。
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映画『タリナイ』―戦争の記憶とむきあう

映画『タリナイ』―戦争の記憶とむきあう

アップリンク好き。

久しぶりに観にいったらちょっと

かんがえさせられたのでまとめ。

戦没した父の日記をたどる、『タリナイ』。

1945年4月、マーシャル諸島で餓死した日本兵が

亡くなる直前に戦友に託した日記をもとに、

その息子さんがお父さんの最後の地、マーシャルへ。

青くて豊かな海、木陰で

「コイシイワ、アナタハ」と、

ウクレレでうたう陽気なひとびと。

柔らかい時間の中で、太陽

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平和学をゆるーく説く。こんな感じ。

平和学をゆるーく説く。こんな感じ。

広島で平和学してました、なんてかっこつけて言うと

じゃあ平和ってなんなのよとよく聞かれるので

平和学ってどんなもんなのか、

そこで言われる平和ってなんなのか、

どんな風にかんがえていくのか、

ゆるーく書いてみる。

「平和」をgoogleにきいてみると① 戦争もなく世の中が穏やかである・こと(さま)
② 争いや心配事もなく穏やかである・こと(さま)

(大辞林より。本当は株式会社平和とい

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記憶を、ぬくもりを、未来へつなぐ。 - War Childhood Museum in Sarajevo -

記憶を、ぬくもりを、未来へつなぐ。 - War Childhood Museum in Sarajevo -

"戦争はある日突然やってきて、

気づいたときには、

ぼくたちは戦場にいた"

2016年、この本の著者と出会って

いまサラエボに立ち寄ったのは、

彼がつくった博物館に行きたくって。

▼WAR CHILDHOOD MUSEUM

平和学をやっていた身としては

知覧、広島、長崎、沖縄、

アウシュヴィッツ、アンネの家、

負の歴史をつたえる博物館を

いままでたくさん見てきたけど

こんな

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とりあえず、

とりあえず、

はじめまして、note。
たぶん旅の話と、
仕事の話と、
生き方、みたいな話をするんだと思う。

大学のころ、
広島であんなに毎日かんがえてた
「平和」っていうことばは
東京にきたとたんにとても
使い心地が悪くなってしまって
少し躊躇するようになって、
いまはそれに代わる
やわらかい言葉をさがしてるところ。

「ともに、生きていく。」

そんなかんじ。

とりあえず、序章。

かしこ。

twitterをさかのぼるvol.1 - 人生は一本の木である節

twitterをさかのぼるvol.1 - 人生は一本の木である節

社会人になってからの自分の

引き出しを整理しようとおもって、

ツイッターをむしかえしてみた。

そうそう、と思うことがけっこうあって、

たまに自分の芯を思い出すにはいい。

(みんなやってみて!)

―――人生は道というより木だと思う。幹になる信念があって、いまはいろんな方向に枝を伸ばしているところ。きっとその枝の先に芽が出て葉がついていっぱい光を集めて自分を大きくさせてくれるとおもう。

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twitterをさかのぼるvol.2 - たくさんの違いとたくさんの同じ

twitterをさかのぼるvol.2 - たくさんの違いとたくさんの同じ

―――旅に出ると、たくさんの「違い」と出会う。あたりまえと思っていたことがそうでなかったり、言葉が通じなくて四苦八苦したり。でも旅に出ると、たくさんの「同じ」と出会う。冗談をいって笑ったり、家族や恋人のことを大事に思っていたり。たくさんの違いをみつけて、たくさんの同じをみつけて、自分にとって「世界」が少し近くなったらいい。そしたらきっと、あの人とわたしがいる世界に、ちょっと優しくなれるんだと思う。

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twitterをさかのぼるvol.3 - 社会システムの正体は、

twitterをさかのぼるvol.3 - 社会システムの正体は、

※超自己満だけど空白の2017年を発掘したのでちよっと編集。

―――学生のころは、なんか得体のしれない「社会システム」っていう悪党がいて、利益ばっかり追及してる企業たちがきっとその温床で、世界中のいろんな立場の人の苦しさなんて見てみぬふりをして、ちょう自己中なやつらだと思ってた。でも全然ちがう。「社会システム」は得体のしれない悪党じゃなくて、その中には私も私の家族も友達もみんな入ってる、私が普段

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twitterをさかのぼるvol.4 - 正しさってなんだ

twitterをさかのぼるvol.4 - 正しさってなんだ

―――ほんとは普遍的な「正しさ」なんてどこにもなくって、みんな自分のこころに「正しさ」を持っている。だから自分にとってのそれを振りかざすんじゃなくて、ひとりでもおおく、出会って語り合いたい。そしたらきっともっと大きく、やわらかく生きていける。だから、旅に出るんだな。(2018/7)

社会人としての世界がぐっとひろがった、

今年、2018年の春頃から。

たくさんの素敵な、きらきらしている人たち

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twitterをさかのぼるvol.5 - 着地点、平和をいいかえてみる

twitterをさかのぼるvol.5 - 着地点、平和をいいかえてみる

―――平和を、こむずかしくかんがえない。ともに生きること。 (2018/7)

学生のころあんなに考えていた「平和」っていう言葉は、

東京にきたとたんに、意識たかい優等生レッテルを

ふたたび貼られてしまったようなきがして

なんだか使い心地が悪くなってしまって。

少し躊躇するようになって、ここ4年と半年、

旅をつくるという仕事をとおして

それに代わるやわらかい言葉をさがしてた。

やっと

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twitterをさかのぼる番外編 - 凛と。

twitterをさかのぼる番外編 - 凛と。

―――そういえば広島に来たのも、“わたしらしさ”にこだわりたかったから。凛とした、芯のある人間でありたい。(2013/12)

5年前の自分へ。

まだ、同じことをいってるよ。

むかしから、凛と、という言葉が好き。

自分らしく前をむいて、

プライドと余裕があって、

目がきらきらしてるかんじがするから。

つらくなったとき、もう何百回も

自分をはげました言葉。

女は凛としていなくっちゃね

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