旅するクマ(TabiKUMA)

2020年6月、会社を退職。「勝手にサバティカル休暇(利用理由の定めのない休暇)」の活…

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2020年6月、会社を退職。「勝手にサバティカル休暇(利用理由の定めのない休暇)」の活動、略して「サバ活」を始めました。 仕事のこと生活のこと旅のこと。美味しいものキレイなもの。嬉しいこと苦しいこと楽しいこと。また「サバ活」をしていたら見えてきた自分の感じること。

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旅するクマ(TabiKUMA) noteはこんな記事を書きます。

こんにちは。「旅するクマ(TabiKUMA)」です。 最初のページをご覧いただき、ありがとうございます。 写真はベトナム・ハノイにあるスターバックスにて。古くからある山岳民族の織物でcolorfulに彩られています。 人生をカラフルにしたい旅行と読書と人に会うことが好きな、真面目な会社員でした。人生を少し休憩するために、20数年勤めたIT企業を退職しました。 まじめな会社員だった私が、会社を辞めるに至るまでのキーワードが「人生をカラフルにする」でした。この単語は人材育成

    • 「誰と食事をするか?」を自問する

      これが私が誰かと食事に行く時の基準だ。 我ながら生意気だと思う。でも譲れない。 ちやほやされたけど楽しくなかったころ大学生の頃。 私が所属した部活は数年ぶりに複数人の部員を迎えた。先輩(当時20代後半から40代)からは蝶よ花よのもてなしっぷりで、大歓迎だった。理系の大学で女性が少なかったから、というのもあっただろう。  「先輩がごちそうするもの」  「男性が女性にお財布をださせるなんて」 というもとで、先輩との食事はごちそうされっぱなしだった。   結構いいものをおごっても

      • 1個のレアチーズケーキが私を変えた

        #やさしさに救われて キラキラな素敵な思い出ではないけれど、私の人生の分岐点の1つだったと思う。 上意下達なジャパニーズビジネスマンだった20代後半、伝統的な日本型企業でシステムエンジニアとして駆け出しだった私は、システム開発プロジェクトでプログラムを担当していた。工業地帯の職場で、車で通勤し職場と家を往復する生活をしていた。 システム開発はいわゆる「炎上前夜」の状態が続く案件だったが、メンバーの精神的&肉体的&時間的頑張りで、なんとか炎上を食い止めているようなプロジェク

        • 私は友達が少ない。でも世界は広くて、いろんな人がいて幸せだ。

          こどものころ、私には友達が少なかった。でも、困っていなかった。 大人になった今でも人を「好き」「嫌い」はわからないけど、たぶんそれなりに幸せだ。友達がいて居心地がいい場所で、居心地がいい人に囲まれていると思えているからだ。 カーストの外側だった子ども時代学校が終わって家に帰れば、家の手伝いや一人遊びなど、やることはあった。学校でのグループ分けでは、(今思うと、先生は困っていただろうが)最後には誰かが声をかけてくれた。 小学校高学年の時の出来事だ。 クラスの中で問題があ

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        • 退職エントリ
          3本

        記事

          久しぶりに人と意見が衝突して解消できない。 今は自分に負担がかからないように、衝突するやりとりを避けて生きている気んだと感じた。ガチの仕事をしないから流しているし、やばそうなところには近寄らないようになっている。人との関係って苦しい。 (10年前の富士登山の写真に癒される)

          久しぶりに人と意見が衝突して解消できない。 今は自分に負担がかからないように、衝突するやりとりを避けて生きている気んだと感じた。ガチの仕事をしないから流しているし、やばそうなところには近寄らないようになっている。人との関係って苦しい。 (10年前の富士登山の写真に癒される)

          【サバ活】 勝手にサバティカル休暇を取ると宣言後に、心の師匠から勧められた「スペイン・サンティアゴ巡礼」。初めて聞いた言葉に興味深々で調査しています。 今は運動不足で全く歩くことができる気がしませんが、いつか行きたい。

          【サバ活】 勝手にサバティカル休暇を取ると宣言後に、心の師匠から勧められた「スペイン・サンティアゴ巡礼」。初めて聞いた言葉に興味深々で調査しています。 今は運動不足で全く歩くことができる気がしませんが、いつか行きたい。

          『私の気持ち、わかりますか?』と声高に言う人の本音は?

          以前の記事の時も感じていましたが、私は人の気持ちを慮るのが人よりも苦手なようだ。 また人間関係で地雷を踏みました。次は・・・ 「私の気持ちわかります?」というビジネス相手ビジネスの問い合わせをした先の経営者の方から、メッセージでいただきました。 やり取りの中で、無自覚に相手の地雷を踏んだ。やり取りの中で推測できたのかもしれないが、私は踏んだ。 正直に感情を返してくださった相手にはとても感謝しています。今さらですが申し訳ないと思っています。 ですが、違和感が。 その

          『私の気持ち、わかりますか?』と声高に言う人の本音は?

          パン派の私がご飯にはまった『ぶっかけ生姜』

          「お、美味しい」 炊きたての白飯の上に『ぶっかけ生姜』をのせただけのシンプルなご飯に、感嘆して声が出ました。これが私と『ぶっかけ生姜』の出会いでした。 ご飯から香る生姜の心地いい刺激のある香り、さらに口に入れると、生姜のシャキシャキ感がしっかり残る歯ごたえがあり、生姜をつけた出汁の味がしっかり残りつつも、ご飯の邪魔をしすぎない絶妙な味付け。 「絶対にはまるから!!!」と熱烈に紹介してもらった最初の瓶は、あっという間になくなりました。そして、それ以降は自分で店舗で購入する

          パン派の私がご飯にはまった『ぶっかけ生姜』

          おみくじは神様からのRFP回答、つまり「提案書」である

          神社仏閣にお参りした時におみくじをひきますか? 私はこれまで、自ら積極的におみくじを引くことはありませんでした。友人などと参拝した時にお付き合いで引く程度でした。さらに、ひいてもすぐに神木に結んでしまい持って帰らずじまい。お付き合いのようなおみくじでした。 そんな私が、おみくじを引くようになったのは、タイトルの言葉がきっかけでした。 謎の名言のような心に刺さった言葉をくれたのはかつての同僚、佐藤さん(仮名)でした。 神社巡りが好きな佐藤さんは、年間に20以上の神社を参

          おみくじは神様からのRFP回答、つまり「提案書」である

          【サバ活】 昼からアルコールをいただくのは、背徳感も含めて最高です。 コロナ禍で一変してしまった生活は、もう取り戻せない。コロナ前に戻ることはできなくなってきている。その中で「あり方」が問われています。

          【サバ活】 昼からアルコールをいただくのは、背徳感も含めて最高です。 コロナ禍で一変してしまった生活は、もう取り戻せない。コロナ前に戻ることはできなくなってきている。その中で「あり方」が問われています。

          【サバ活】気持ちいい場所 ~ 有馬屋氷店

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          退職エントリ:編集後記

          先日公開した「退職エントリ」。 2,500字弱の長くない文章ですが、退職前から書き始めて、公開するまでに約1ヶ月かかりました。 なぜ書こうと思ったのか自分の経歴と、退職時の想いの整理をしようと思って書きました。 「休憩する」という一言で片づけていますが、「休憩する」に至るまでには、壮絶な葛藤がありました。 退職理由を話すとき、自分の中で「本当のことを言っても変わらないし、嫌なことを言って人を不幸にしなくてもいい」と思いました。そのため、社内の関係者や人事に対しても、外

          退職エントリ:編集後記

          人を「嫌い」ってどういうこと?「好き」ってどういうこと?

          先日、10年来のお付き合いがある方から「絶交」を宣告されました。もう「嫌い」なんだ、ということ。 尊敬していた方だから、絶交されたことはとてもショックだった。そして、自分の理由がどうであれ、絶交したいと思うほど「嫌い」になる理由があったのも事実だし、自分の中で消化していこうと思っています。 この事案を通じて、感じたこと。 問いの始まりどうやら、私には人を「嫌い」になるというのがどういうことか理解できていないようだ。 話が長くって、終わらないな・・・ おせっかいだな・・

          人を「嫌い」ってどういうこと?「好き」ってどういうこと?

          退職エントリ外伝:SIerでの業務経歴

          SIerに勤務しました。トップ画像のようなキラキラ素敵なオフィスではなかったですが、まずまず好きなオフィスでした。 大企業では、仕事が細分化されていて、各自の持ち場は範囲が狭いです。 その間に「転職か!」と思うほどの大きな職種転換がありました。このnoteでは自分の職歴を整理をします。 (0)配属するまで大学の紹介でSIerに入社。就職氷河期にたいした就活もせずに入社しました。いまだから言えることは、「そんな大企業だって知らなかった」です。当時は名古屋の支社だけを見ており

          退職エントリ外伝:SIerでの業務経歴

          退職エントリ:20数年勤めたSIerを退職しました

          新卒で入って、20数年勤めたSIerを退職しました。 自分の振り返りを兼ねて、退職エントリを書きます。一番最初に「感謝」を書くほどなのに、なんで退職するの? を自分の中で整理したかったのが、このエントリのきっかけです。 社内外から「独立できそうだけど、辞めなさそう」「仕事にコミットしすぎな会社員」と言われていた私が、なぜ退職することにしたのか? 感謝在職中は本当に多くの方にお世話になりました。ありがとうございました。長く勤められたのは会社の支援、仲間のおかげ、さらには「

          退職エントリ:20数年勤めたSIerを退職しました