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「成功、勝利」の表現について「win・victory・triumph」の違い

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【「いきなり!ステーキ」が米で苦戦、一部店舗閉鎖】
#0041
2024/1/30  
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"Ikinari Steak" announced that it will close 7 stores in 11 ones expanded ( ) New York City.
It opened the first overseas store (     ) New York City in February 2017.
In September 2018, it got listed on NASDAQ Stock Exchange for the first time as a Japanese food service chain store and was accelerating rapid overseas expansion.

■(     )内の単語は、どちらが適切でしょうか?

(ア) on
(イ) in

■単語

・accelerate 加速させる
・rapid 急速な

■和訳

「いきなり!ステーキ」が、ニューヨーク市内に展開する11店舗中7店舗を閉店すると発表した。
同社は、2017年2月にニューヨーク市内に海外1号店を開いた。
2018年9月には、日本外食チェーンとして初めて、米ナスダック取引所に株式上場し、急速な海外展開を進めていた。

■(     )内の答え

(イ) in
になります。
 
場所の「in」は、ある領域や範囲内。「~の中」のイメージになり、in New York City(ニューヨークの中のどこかに →ニューヨークに)になります。

■解説

「store」と「shop」の違いについて、#0004の復習です。
アメリカ英語とイギリス英語で異なり、
◎アメリカ英語
store →店、小売店、商店としての一般名称
shop →〔大型店内の〕専門店
となり、一般名称として「store」が使われ、「shop」は特定の物を売る小さな専門店となります。
◎イギリス英語
store →(デパート、量販店などの品揃えの多い)大型店
shop →小売店、小規模商店
となり、店の規模によって変わります。
 
expandは、「展開する、拡張する」ですね。
名詞は「expansion」になり、本文のoverseas expansionは、「海外展開」になります。
 
get listedで「上場する」になります。
本文のgot listed on NASDAQ Stock Exchangeは、「ナスダックに上場した」ですね。
また、「be listed」を使って、
was listed on NASDAQ Stock Exchange
と表現する事もOKです。

■特集

本日の特集は、「成功、勝利」の表現について、「win・victory・triumph」の違いを説明します。
 
・win =成功や勝利で、特にスポーツで使われます。動詞と名詞の両方で使われます。
 
・victory =戦争や試合、選挙などの「勝利」に使われます。winと違って、「成功」よりも、「勝利」のイメージが強いですね。また、名詞としてのみ使われます。
 
・triumph =大成功や大勝利などの「決定的/圧倒的な成功や勝利」のイメージで、winやvictoryよりも強い成功、勝利として使われます。動詞と名詞の両方で使われます。

■編集後記

立ち食いステーキで有名な「いきなり!ステーキ」が、ステーキ本場のアメリカに挑戦しましたが、集客につながらず、店舗を一部閉鎖するというニュースです。
 
日本で次々と出店攻勢をかけ、2018年12月末日現在、国内405店舗に拡張し、これまで閉鎖した店舗がないと、一瀬社長が以前話していただけに、今回の店舗閉鎖は、会社にとって苦渋の決断だと推察されます。
 
さて、2/13-15の期間は「ワイルド祭り!」で、ワイルドステーキ300gが1,390円→1,000円(税抜き)とお得だったので、早速行ってきました。
 
以前は立ち食いだけでしたが、今回行ったお店では椅子があって、食べやすくなっていましたね。
 
ただ、やはり牛肉が固いので、噛むのに顎が疲れました汗

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