質問対応にもコツがある
辛いラーメンは依存症に陥る可能性があるので禁止にしましょう。
オンライン家庭教師 束進 代表の高山良輔です。
「質問対応」、皆さんどういったイメージをもつのでしょうか。
私は、集団塾で教師をする上で、この「質問対応」というものを最重要視していました。
授業が未熟でも、質問対応の仕方によっては、生徒の成績をあげられる…
この「質問対応」について、少しだけ思うことを書いてみようと思います
質問対応の目的は?
生徒にとっては、「わからない問題をわかるようにする」ことが目的でしょう。
ただ、だからといって、先生も同じ認識でいいかというと、それはいけないと思っています。
先生側の目的は「生徒がこの問題を解けるようにすること」です。
「解き方を教える」=「生徒が解けるようになる」
ではないことを理解しているかどうかが、ポイントではないでしょうか。
質問対応は答えを教えちゃいけない
一番見かける"悪い"質問対応は、「答えを教えるものです」
一から十まで教師が話してしまう…
「ここまで理解できた?」
「うん!」
といったやり取りがありますが、ほとんどの場合、理解が不十分で、同じ質問を繰り返します。
では、どうすればいいか?
生徒に問い続ける
質問されたら質問し返す!!倍返しだ!!
…冗談ではありません
「どこまでわかったの」
「文章題はどうやって解くんだっけ?」
「この問題のポイントは?」
…
私は、質問対応される時、上のような「問いかけ」をひたすら繰り返します。
解答を教えるのは最終手段にしています。
(だから、質問対応に、とにかく時間がかかる!)
生徒が「どこで」つまずいているのか、「何を」教えるべきか…
生徒は、自分の言葉で答えることで、曖昧な理解をなくすことができます。
先生には、どこで生徒は躓きやすいのか、ということが見えてきます。
生徒のことを理解するだけでなく、自分の授業に活用できる情報を得られる。それが質問対応です。
結構楽しいですよ。質問対応は。
束進はこんなことを毎日行ってます。小・中学生の方には是非、試していただければと思います!
ご高覧ありがとうございました!
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