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おこがましい「勉強法」

yahoo占い、みずがめ座のラッキーアイテムは「小花柄の服」。男子には難儀ではないでしょうか。オンライン家庭教師 束進 代表 みずがめ座の高山良輔です。


今日は、世の中に数多と出回る「勉強法」について、お話しします。

重く受けとめすぎず、読んでいただければと思います。


「目的」と「手段」

一部の学生を見ていて、少し懸念しているのは、勉強法が「目的」になってしまっていることです。

ようするに、目的と手段がごちゃまぜになっている生徒がいます。


例えば、「毎日計算練習する」ということが目標になるのは大変結構なのですが、「なぜ」計算練習をするのか、考えていますか、ということです。


正直、「計算練習」くらいであれば、盲信しても結果は出ると思います。

ただし、この盲信は非常に危険だと考えています。


例えば、ネットで調べて「参考書は〇〇がおすすめ!」という情報を得たとします。

そのとき、「おすすめらしい、やってみよう!」と思うか、「何でこの参考書がオススメなのか?」と考えるか。この2つに分かれると思います。

どちらがいいでしょうか。私は、情報を取捨選択する力が必要だと考えているため、後者がいいのでは、と思います。


「なぜその手段をとるのか」「目的は何か」を考えることが、勉強法の価値を見定めるポイントになるのではないでしょうか。


もっと言うと、「手段から目的をさがす」という考え方自体が、非常に危険だと思います。

ネットで「英語 勉強法」で検索するようなことは、考えることを放棄してしまっているような気がするのです。


正しい勉強法など存在しない

まずは目的をはっきりさせましょう。

「受験に合格したい」「期末テストでいい点とりたい」「勉強を楽しみたい」何でもいいと思います。


そこから「そのためには何をしなければいけないのか」を考えることが、勉強の本質だと思います。


時間はありますから、間違えてもいいので、頭を使うことが大事。

もちろんネットで勉強法を調べて、実行してもいいと思うのですが、そのときも、盲信するのでなはく、「なぜ、これをしているんだろう」と考えることが大事なのではないかと思います。


勉強はゴールではない

学校レベルの勉強というのは、ゴールではありません。

その先に向かっていくための準備期間だと考えています。


だから、間違えてもいいから、目標に向かって、頭を使うことが大事なのではないでしょうか。

そうすれば、自然と自分の成果に気が向き、「次に何をすればいいか」を考えることができます。それを繰り返すことが勉強だと思います。


日本人は、「問題を解く力」はあるが、「問題を見つける力」がないと言われています。その原因は、こういった勉強手法の模索の仕方にもあるのではないかと思っています。


まあ、いろいろ書きましたが、言いたいのは、

主役は「勉強法」ではなく「勉強する学生」

だということです。元学生の「勉強法」にすがりつく必要なんてないのです。もちろん、予備校の先生など勉強のプロは優れた情報をお持ちです。大変参考になるものが多い。ぜひ、利用すべきです。


ただ、主役は学生。

主役になろうとする「勉強法」など、おこがましいにもほどがあります。


世の中には、勉強以上に面白いことが山ほど有ると信じています。

勉強を経験した学生が、次のステージで、活躍することを願ってやみません。


ご購読ありがとうございました。

ちなみに、乙女座のラッキーアイテムは「キャラクターTシャツ」です。

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