【自己紹介③】社会人大学院生という挑戦
はじめに
大学卒業後、約3年間社会人として働いてきました。
うち2年間は報道記者として勤務し、
その後、公務員に転職して早1年になろうとしています。
入社3年以内の離職率はおよそ3割だそうです。
私もその当事者ですが、
この時期は自分の人生を考え出す人が一定数いるのだろうと思います。
(参考)
https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000177553_00004.html
自分はこのままでいいのか―。
自分は何がしたいのか―。
仕事にも慣れてくるとこのような考えが頭をよぎります。
専門性のあるスキルを身に付けたいと考えている人も増えることでしょう。
仕事の専門性
そもそも専門性とは何でしょうか。
専門性が必要かも含めて、考えれば考えるほど分からなくなります。
私は記者を経験した後、公務員になりました。
記者時代の経験は別の記事でまとめていますが、
大きなカメラをまわし、原稿を書き、編集もできるようになりました。
ニュースを作るという専門性は、身に付いたと考えています。
一方で、公務員になった直後は専門性が全く分からなくなりました。
公務員だからこそできる仕事があると思い転職したのに、
「事務仕事の専門性とは何だろう?」と考える日々が続いていました。
部署にもよりますが、公務員は3~5年くらいで異動になります。
しかも、異動にならなくても、部署内で分掌(業務)があったりして、
(特に若手は)何年経っても新しい仕事をしているという人が多いです。
専門性は新しい経験を積み重ねて身に付くものだとも思います。
しかし、例えば総務系の仕事に適性を感じている人が、
急に事業系に変更になるのはただのリセットでは?と感じざるを得ません。
(担当が変わるたびに専門性とは呼べない知識を得ることはできます。)
つまり、公務員に求められているのはどんな仕事でも最低限こなす力です。
ある意味、汎用性の高さが自分の専門性ということになるでしょう。
というわけで、今の仕事では汎用性以外は身に付かないと感じています。
しかし、私は専門性がない不安に怯えています。
何も成し遂げられない自分というのが不安で仕方ないのです。
だから、仕事以外で探すことにしました。
ただ、このコンプレックスを狙った商売は世にあふれています。
怪しい情報商材なども多く出回っています。
加えて、「プログラミングスクールに通う」とか「資格をとる」とかいうのは私の性分に合わない気もすると感じていました。
社会人大学院生になる理由
前置きが長くなりましたが、
自分に合った専門性の身に付け方ということで私は大学院を選びました。
先述したものも含めて、大学院に決めた理由はいくつかあります。
もちろん、学術的見方ができるようになるとか、
データ分析ができるようになるとか、実利的な理由も大きいです。
しかし、それだけではなく感情的な理由があります。
それは「コンプレックスの解消」のためです。
私は高校生の頃、行きたい大学がありました。
そこで学びたい学問がありました。
だけど、私はその大学を受けることすらしませんでした。
学費と家庭の状況を言い訳に挑戦すらしなかったのです。
その結果、10年近く経った今でも胸のつっかえがとれないままです。
いまだに、挑戦しなかったことにコンプレックスを感じています。
そして、公務員になり、専門性を身に付けたいと悩むようになりました。
ここで悩むだけで何もしなかったら、また10年後に後悔するでしょう。
だから、10年後後悔しないために大学院生になります。
何かを言い訳にせず、学びたいことを学びます。
そして、挑戦することで、コンプレックスを消し去りたいと思っています。
さらに、社会人になってからの学び直しにも魅力を感じています。
一旦社会に出たからこそ、見えるようになることがあると思います。
おわりに
つらつらと書いてきましたが、
今後のnoteでお伝えするのは以下の3つです。
①社会人大学院生になって良かったこと、大変だったこと
②専門性の探し方、身に付け方
③大学院での学びについて
大学院に行くことで満足してしまったら、元も子もありません。
だから、学んだことを書き記していきたいと思います。
完全に記録用ですが、もし誰かのお役に立てるなら嬉しいです。
この記事を見つけてくれてありがとうございます!
専門性を身に付けたいと悩んでいる方がいれば、共に学んでいきましょう。
のんびりとまとめていくので、良かったらまた見に来てください~
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