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睡眠こそ最強の解決策である を読んで

睡眠に関する本を3冊読んだ
①働くあなたの快眠地図
②スタンフォード式最高の睡眠
③睡眠こそ最強の解決策である

目的は睡眠と労働生産性、睡眠と健康の相関性を知りたいことであり
睡眠の解決法を知るためではない。

その点で勝手ながらより目的に合致したのは
”睡眠こそ最強の解決策である”だった。

全ての本で共通して書かれている睡眠の質を上げる解決策は
・睡眠のルーティンを作る(何時に寝て何時に起きる)
・カフェインを夕方以降取らない
・アルコールを控える
・寝すぎない(昼寝含め)
など。

そして睡眠は心身の健康を保つ最強の薬だということ。

以下はサマリーである。
・アスリートが睡眠の効果を証明しており、2015年には国際オリンピック委員会が睡眠の
 重要性を訴えるレポートを発表している
・睡眠不足のドライバーと酔っているドライバーは同じくらい危険。
・十分に睡眠をとっていないと感情を抑制できない状態になる。
・徹夜は成績を下げる
・睡眠時間が短いほど寿命も短い。
・睡眠不足が食欲を増し、代謝を低下させる。
・4~5時間睡眠になると食欲が大幅に増す。
・睡眠時間が短いほどインフルエンザにかかる確率は高くなる。
・睡眠が6時間以下の人は、7時間以上の人に比べ、がんにかかる確率が40%上昇する。
・WHOが睡眠不足をグローバルな健康問題だと認定した。
・睡眠不足による生産性の低下で、従業員1人あたり年間で2000ドルを失っている。
・睡眠不足による日本の経済的損失は1,380億ドル。
・睡眠不足の従業員はミスを他人のせいにしたり、他人の成果を横取りしたりする傾向が強くなる
・リーダーが睡眠不足の日は部下も仕事へのやる気が下がる睡眠不足の連鎖反応が起きる。
・健全な眠りが、健全ねビジネスを生む。
・チェルノブイリ原発事故、アラスカ沖の原油流出事故の原因に睡眠が関連している。
・大手保険会社のエトナではたくさん寝た従業員にボーナスを出す制度を始めた。

全てエビデンスも書かれているので気になった方は読んで欲しい。

昨日6時頃にコーヒーを2杯飲んだのだが、今日の寝起きは最悪だった。睡眠の知識を知っていることで、知らず知らずのパフォーマンス低下を防ぐことができる。大事なことは眠い状態が当たり前ではないこと。
寝不足で働いている日本の労働者はどれくらいいるのか?
減らすことでの生産性の向上は計り知れないと思う。

先ずは睡眠の知識を得ることが大事。
企業は健康経営ではなくて、取り組むべきは睡眠経営ではないだろうか?


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