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15年分の手帳を見返した。そこに忘れてしまった幸せがあった。

最悪の20代だった。

苦しくて惨めでツラくて思い出したくもないと思っていた。

今回15年分の手帳を整理した。

そこには、たくさんの忘れてしまっていた幸せがあった。

・〇〇さんから「あなたのおかげだね」と言われた。
・〜が凄いねと褒められた。
・〇〇さんにありがとうと言われた。
・〜が美味しかった。
・〜にハマった。

たくさんの人に、やさしい言葉をかけて貰っていた。喜んだり感動したりしている自分がいた。

でも、いい事は全て忘れてしまっていて、思い出せるのはフラッシュバックで繰り返した辛いことだけだった。

驚いた。
最悪なことしかなかったと思っていた。


記憶って、結構テキトーだ。


手帳に書いていて良かった。小さな感謝と幸せをメモしていて良かった。

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私がどんな手帳を使い、何をメモし、何を考えていたのか。15年の手帳の変遷を振り返りたい。

◆高校時代

20072009
文庫サイズの手帳。持ち運びのしやすさ重視。

・2007年

【手帳のタイプ】
よくある週間バーチカルタイプ

【使い方】
時間割と、日記を描いている。

【ひとこと】
プロペラ帽をかぶったキャラを描いている。この頃から画力が変わってないことが分かる(笑)


・2008年

【手帳のタイプ】
自由度の高い週間バーチカルタイプ

【使い方】
・ペンで色分けしている。

・緑→失敗と改善点
・オレンジ→お金の記録
・赤→その日の印象的なこと

【ひとこと】
12時と18時の数字しかないシンプルな手帳。不器用な私にはきれいに書けなかった。


・2009年

【手帳のタイプ】
週間セパレートタイプ
母から貰ったおまけの手帳。

【使い方】
やる事と、ミニ日記。
狭くてとても書きにくかった。

【ひとこと】
しっかり書きたい時は、別のノートに書いていた。大学への希望に満ち溢れていた。
ちなみに、大学は第1志望から第4志望まで全て落ちた



✳︎✳︎✳︎

◆大学時代

20092013
大学からの支給品。

・2009年〜2013年

【手帳のタイプ】
A5サイズのマンスリー

【使い方】
ほぼ月間マンスリーページのみ使用。

・〆切があるレポート予定
・気になった言葉

を書いていた。

【ひとこと】
2012年にまさかの単位落とし。
2013年まで大学へ。みんなが教員採用試験を受けたり、一般企業へ就職していく中、ひとり宙ぶらりん状態へ。


✳︎✳︎✳︎

◆無職時代

2014
家から出ないので大きいサイズ。

・2014年

【手帳のタイプ】
マンスリー2ヶ月見開き

バーチカル・多機能型

【使い方】
陰山先生の手帳をまったく生かせていない。仕事もないのに、手帳は必要ないのでは?と真っ白な手帳を見て思っていた。

【ひとこと】
ザ、無職。毎日朝から夜まで寝てる。なぞのポエムが書いてあったり、幸せとは、お金とは、働くとは…そんな事をぐるぐる考えていたようだ。



✳︎✳︎✳︎

◆郵便局時代

20152018
ほぼ日手帳とジブン手帳

・2015年

【手帳のタイプ】
家計簿がついたタイプの手帳。

【使い方】
書きたい事が多くて1日1ページに買い替える。


【手帳のタイプ】
ほぼ日文庫本サイズ1日1ページ

気持ちのアップダウンを記録。季節や生理にも影響を受けている事が分かった。
11ページの使い方が定まらず謎の使い方をしている。

【使い方】
1日1ページにしたものの、やはりマンスリーに慣れていて使いこなせず。空白ページが多かった。

【ひとこと】
MOTHER2のカバーに一目惚れして使っていた。しかし、文庫サイズになかなか慣れず。


・2016年

【手帳のタイプ】
ほぼ日2年目。

仕事別に色を使い分けるように。分かりやすくなった。

【使い方】
①目標
②やりたいこと
③今日の出来事
④感謝
⑤明日やる事

を書こうとしていた。


・2017年

【手帳のタイプ】
ジブン手帳・週間バーチカルタイプ

【使い方】
A5スリムサイズがちょうどいい。また、情報の置き場所がはっきり決まっていて迷わない。

【使い方】
・仕事の感想
・感謝
・今日の成功の法則

を書いている。

【ひとこと】
ジブン手帳が自分に合っていると気づく。方眼マスも書きやすかった。


・2018年

【手帳のタイプ】
ジブン手帳2年目

【使い方】
なんと、書くことが多すぎてバーチカルタイプの行では足りず。見にくくなる。

褒め日記を書くようにしている。
イラストを描くようにしている。

【ひとこと】
郵便局での人間関係でボロボロになり転職。このころの口癖は「死ぬかも」


✳︎✳︎✳︎

◆日本語教師時代

・2019年

安さを求めた手帳。

【手帳のタイプ】
週間バーチカルタイプ

【書き方】
青→目標
赤→感謝

【ひとこと】
気持ち新たに働き始めた矢先…
2年付き合っていた彼氏に浮気されていた事を知る。しかも半年前からだと親友から伝えられる。
さらに、30万返して貰えず、自分でも怪しげな副業セミナーに申し込み40万失う。


✳︎✳︎✳︎

◆コロナ時代

・2020年

カバーに一目惚れで戻ってきたほぼ日

【手帳のタイプ】
文庫本サイズの1日1ページ

【使い方】
右(予定)と左(日記)にしていた。

【ひとこと】
やはり文庫サイズは字が小さくなるので続かなかった。


・2021年

100均の手帳に挑戦。

【使い方】
この記事に詳しく書いた。

【ひとこと】
コロナで仕事という仕事がすべて無くなる。ほぼ無職。でも、ゆっくりできる!と楽天的に考えられた。手帳時間が増え、100均の手帳に書きたい事が収まらなくなった。

ノートを別に持つようにしてみたが、情報がバラバラになり、管理できず。
予定と日記が書きやすい手帳を探し始める。


・2022年

【手帳のタイプ】
1日1ページタイプ
 A5スリム・ジブン手帳Days 

【使い方】
・予定
・日記
・趣味
・反省
・睡眠ログ
・todo list

全部の情報を詰め込める!
情報がバラバラにならず、検索しやすい。 A5サイズなので字も小さくならず、余裕を持って書ける。

【ひとこと】
結婚し、仕事をセーブ。週間7日勤務から週5日勤務へ。随分楽になる。noteを書く時間や手帳時間が増えた。


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◆さいごに

手帳は、タイムカプセルのように忘れてしまった記憶を残しておいてくれた。
私の最悪だった20代に「それだけじゃなかったよ」と幸せだったことを思い出させてくれた。

だから、これからも小さな幸せや、人から受けた嬉しいことを書き留めていきたい。

それが、未来の私を勇気づけてくれると思うから。





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