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炎天下のジェットコースター
ヒット、ヒット、ホームラン
ヒット、ヒット、バント、ゴロの間にホームイン
センバツ出場をかけた都道府県ごとの予選。
初戦の1回表に怒涛の攻撃。
相手投手は、いかにもピッチャーらしいフォームのサウスポー(左投げ投手)でボールも悪くないが、立ち上がりでストライクを取りに来たボールを積極的に振りにいき、調子が上がる前に襲いかかる。
もともと背が高くパワーがあり、かつ足が速い選手が揃ったこのチー
俺たちはドキドキしている
気づけば300球投げ、
ノックを打ち、
大声を出して鼓舞をしていた。
自分が監督を務める野球部は翌日に試合をひかえ、最後の調整の練習をしていた。
弱小とまでは言わないまでも、進学校であることもあり戦力はまばら。当然、甲子園は夢みるものでリアルではなく、「目の前の1勝」が最大の目標である。
練習メニューは非常にシンプルで「フリーバッティング(通常の打撃練習)」「ノック」。時間にして2時間半
どんなスラッガーでもストライクカウントの呪縛からは逃れられない
ストライクとボールベースの横幅と打者の膝から胸のあたりまでの縦幅で作られた四角形をストライクゾーンといい、「打つべきボール」とされている。
投手は打者に対してストライクゾーンめがけてボールを投げていくことになる。打者に対してストライクを3つ取ると「三振」としてアウトを奪える。
そのストライクゾーンから外れると「ボール」と呼び、4つボールを投げてしまえば「四球」という形で出塁させてしまう。
こ
野球を教えるということ
自分は高校野球部の監督をすることになりました。
野球部の監督が教えないといけないことはなんでしょうか?
挨拶?礼儀?後片付け?
実際に高校に入学したての部員が教えてもらうことは「この部での礼儀」が多いかもしれません。
いや、野球教えろよ。
この部での野球を教えろ。
という話なんですが、意外とスルーされています。それはなぜなのか?
監督はなんとなくしか野球を理解していないから。とりあえ
原辰徳チャレンジ!!直電話で「おまいさん」
高校野球においてはキャプテンはもう一人の監督の場合が多い。いや、監督の右腕。いや、監督が面倒くさいことを引き受ける存在だ。
監督が注意しそうなところを先回りしてメンバーにゲキを飛ばしたり、説教が始まれば「キャプテンがしっかりしてないからこうなるんだ」という己の指導力不足を棚に上げられたうえで非難され、部員が何かやらかせばキャプテンもセットで謝罪させられたり、試合でミスすれば「キャプテンなんだから
スターティングメンバーを考える
野球というスポーツは試合前に出場するメンバーを提出する。はじめに出場する9人のラインナップをスターティングメンバーと呼ぶ。
スターティングメンバーをどう決めるか。ここは監督の醍醐味でもある。でも、その醍醐味を放棄するところからチームを作るというのはどうだろうかと考えている。
スタメンを選手と決める手順はこうだ。まず、自分が考えたラインナップを発表する。それを選手に見せつつ、なぜこのようなオーダ
キャプテンに求めるもの
キャプテン。
部活動やスポーツなどのチームの中心的存在である。
そもそもの由来は船長だからなのか、キャプテン翼の父親は船長(キャプテン)だ。
この響きに憧れを持つ人もいるかもしれないし、
誇りを持っている人もいるかもしれない。
一方では邪魔臭いモノと捉えているかもしれない。
よくあるキャプテン像キャプテンというのはもう一人の監督、顧問の役割を課せられ、
練習でも試合でもチームをまとめ