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劇リンピック2023、お疲れ様でした!

2月25日(土)〜26日(日)の2日間、静岡市の舞台芸術公園「BOXシアター」にて開催された『劇リンピック2023』に、劇団こいろはも参加させて頂きました。

ご来場頂いたお客様、
共演して下さったunit.F様、猫熊xザ様、イチニノ様、
主催の劇団Z・A様、
会場を提供して下さったSPAC様、
ありがとうございました!
お疲れ様でした!!
あっという間の2日間でした……!!

僕は両日のスタッフをしておりました。
「ステージに立つ」という立場での現場は、過去のバンドやソロでの音楽活動を通じて何年も経験をして来ましたが、「裏方スタッフ」という立場でイベントをサポートする事は今回初めて経験させて頂きました。
ひとつのイベントを作り上げるために、沢山の人の力が集まっているという事実をひしひしと感じた2日間でした。
不慣れな点も多く、ご迷惑をお掛けしてしまった部分もあったかと思います。
それでも暖かくフォローして下さったSPACスタッフの方々や、劇団Z・Aの皆様には頭が上がらない思いです。
緊張もおありの中、挨拶などお声がけ下さった各団体の役者の方々もありがとうございました!
合間合間に皆さんがセリフや動きの確認をしている姿に、思わず見とれてしまいました。

お芝居の内容は上演時のものだけでなく、ゲネも拝見致しました。
どの団体さんも魅力的な作品ばかりで、舞台独特の緊張感とその先のカタルシスをお腹いっぱいに味あわせて頂きました。

unit.F 様 「余命宣告」
作品タイトルからは想像もつかないPOPで明るいテイストのストーリーの運びと、全編に詰め込まれた水沢詩生さんの可愛らしいキャラクター!
1組目というプレッシャーを微塵も感じさせない演技に一気に引き込まれました。

猫熊xザ 様「お父さんをください」
既存の脚本を元に構成された作品。
まさかまさかの展開が2転3転し、その度に笑わせて頂きました。
「竹垣」や「邪悪な兄(の衣装)」など、魅力的なシーンは沢山ありますが、個人的に「iPhone35」がドツボですw

イチニノ様「椅子と机(かげうつし版)」
「かげうつし」という神秘的なキーワード、中盤で聴こえてくる不思議なわらべうた、そして全編通して継続する淡さと緻密に計算された照明の美しさ。
ドラマや映画では味わえない、「舞台」ならではの空間でした。


そして、劇団こいろはは「gokko」という演目でした。
syowyaは、今作の劇中BGMを担当しております。
最初にYa-maから脚本を見せてもらった時、「これ音楽どうしよう……」とめっちゃ悩みました。
2人の稽古の様子も見せてもらい、それに寄り添えるような音楽を目指して音符を並べました。
あの曲、「play with me, pray for me」というタイトルを仮で付けていたんです。
直訳すると「私と遊び、私に祈る」になります。
幼い頃のごっこ遊びで簡単に理想の自分になれた「私」、
大人になって理想の自分とは程遠い現実を突きつけられる「私」。
ごっこ遊びや、演技やお芝居をすることも英語で「play」と言うみたいです。
そして、脚本を読んで初めに浮かんだキーワードが「祈り(pray)」でした。
過去の自分から今の自分への「祈り」。
playとprayは、LとR以外の綴りが同じです。
舞台上に左右に並んだ2人の役者による「私」、というニュアンスも絡めています。
少しでも何か受け取って頂ければ、この上ない喜びです。


ここで、お知らせです。
「gokko」の戯曲をYa-maのnoteにて公開中です!
劇リンピックにお越し頂いた方々だけでなく、様々なご事情で来場が叶わなかった方々もぜひご覧下さい。


今回の「劇リンピック」を通じて、多くの方に劇団こいろはの事を知って頂けた事をとても嬉しく思っています。
SNS内での感想投稿も読ませて頂いています。
皆様、ありがとうございます!
そして、今後も劇団こいろはをよろしくお願い致します!


初日の夜に食べた「鬼盛り野菜炒め定食」と、
2日目の朝に見れた富士山のご尊顔を添えて。

多分3〜4人分くらいあった。
10年振りくらい?に富士山を拝めた!!

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